「親が高齢になってきたけど、葬儀費用って実際いくらかかるんだろう…」「自分が亡くなった後、家族に迷惑をかけたくない」そんな不安を抱えていませんか?葬儀費用は平均100万円前後かかるとされており、急な出費に備えておくことが重要です。この記事では、葬儀費用に特化した保険のおすすめ7選を徹底比較し、選び方のポイントや状況別の最適プランまでわかりやすく解説します。保険選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
【2026年版】葬儀費用保険おすすめ7選|比較早見表

まずは葬儀費用保険の主要7商品を一覧で比較します。
各商品の保険料・保障額・特徴を横並びで確認することで、自分に合った保険をスムーズに見つけられます。
おすすめ葬儀保険7選の比較一覧表
以下の比較表で、7つの主要葬儀費用保険商品の主なスペックを一目で確認できます。
| 商品名 | タイプ | 月額保険料目安 | 保障額目安 | 加入年齢上限 | 健康告知 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 葬儀あんしんプラン | 少額短期保険 | 約1,500円〜 | 最大100万円 | 85歳 | 不要 | 告知なしで加入可能 |
| シンプル終身 | 終身保険 | 約3,000円〜 | 最大300万円 | 75歳 | あり(緩和型) | 解約返戻金あり・一生涯保障 |
| お葬式費用保険 | 少額短期保険 | 約980円〜 | 最大50万円 | 80歳 | 簡易 | 月額980円〜の超低価格 |
| 終活サポートプラン | 少額短期保険 | 約1,800円〜 | 最大100万円 | 80歳 | 簡易 | 葬儀社紹介サービス付き |
| 引受基準緩和型終身 | 終身保険(緩和型) | 約4,500円〜 | 最大200万円 | 70歳 | 緩和告知 | 持病があっても入りやすい |
| 家族想い | 少額短期保険 | 約1,200円〜 | 最大80万円 | 85歳 | 簡易 | 85歳まで新規加入OK |
| 葬儀定期プラン | 定期保険 | 約800円〜 | 最大100万円 | 75歳 | あり | 保険料を抑えたい方向け |
※上記の保険料・保障額はあくまで目安です。実際の金額は加入年齢・健康状態・保障内容により異なります。各社の公式サイトや資料で必ずご確認ください。
タイプ別おすすめ早わかりチャート
自分の状況に合う保険タイプを素早く判断するために、以下のチャートを参考にしてください。
- 70代以上・持病あり・今すぐ備えたい → 告知なし少額短期保険(葬儀あんしんプラン・家族想い)
- 50〜60代・健康・貯蓄性も欲しい → 終身保険(シンプル終身)
- 保険料をとにかく安く抑えたい → 少額短期保険(お葬式費用保険・葬儀定期プラン)
- 葬儀の手配サポートも欲しい → サービス付き少額短期保険(終活サポートプラン)
- 持病があるが終身保険に入りたい → 引受基準緩和型終身保険
自分の優先順位(価格・保障・健康状態・貯蓄性)を整理してから選ぶと、後悔のない選択ができます。
葬儀費用保険おすすめ7選を徹底比較

各保険商品の特徴・メリット・注意点を詳しく解説します。
実際に加入を検討する際の参考として、それぞれの商品イメージをもとにポイントをまとめました。
1. 〇〇保険「葬儀あんしんプラン」|告知なしで加入可能
健康状態に不安があっても加入しやすい、告知不要型の少額短期保険です。
「持病があって保険に入れない」と諦めていた方でも、健康告知が不要なため申し込みのハードルが低いのが最大の魅力です。
- 保険料目安:月額約1,500円〜(70歳・保障額50万円の場合)
- 保障額:最大100万円
- 加入年齢:50〜85歳
- 健康告知:不要
- 保険期間:1年更新(最長90歳まで更新可能)
メリット:審査なしで申し込み当日から加入可能。高齢者や持病持ちの方でも安心して申し込めます。
注意点:少額短期保険のため保障額の上限が低く(最大100万円)、貯蓄性はありません。また1年更新型のため、更新時に保険料が上がる可能性があります。
こんな方におすすめ:70代以上・持病あり・今すぐ葬儀費用の備えを作りたい方。
2. △△生命「シンプル終身」|一生涯保障+解約返戻金あり
貯蓄性と一生涯の保障を兼ね備えた終身保険です。
保険料の払い込みが終了した後も死亡保障が一生涯続くため、「いつ亡くなっても保険金が出る」という安心感があります。
- 保険料目安:月額約3,000円〜(55歳・保障額200万円の場合)
- 保障額:最大300万円
- 加入年齢:20〜75歳
- 健康告知:あり(緩和型告知)
- 解約返戻金:あり(払込期間中は払込保険料の70〜90%程度)
メリット:解約返戻金があるため、急にお金が必要になった場合でも解約して資金を回収できます。また保障額が最大300万円と高く、葬儀費用以外の残された家族の生活費にも充当できます。
注意点:月額保険料が少額短期保険に比べ高め。健康告知が必要なため、持病がある方は加入できない場合があります。
こんな方におすすめ:50〜60代・健康状態に問題なし・貯蓄性も求める方。
3. □□少額短期保険「お葬式費用保険」|月額980円〜の低価格
業界最安水準の月額980円〜から加入できる、コスパ重視の少額短期保険です。
「保険料をできるだけ安く抑えたい」という方に最適で、家計への負担を最小限にしながら葬儀費用を準備できます。
- 保険料目安:月額約980円〜(65歳・保障額30万円の場合)
- 保障額:最大50万円
- 加入年齢:40〜80歳
- 健康告知:簡易(3項目程度)
- 保険期間:1年更新
メリット:保険料が非常に安く、家計を圧迫しません。家族葬・直葬などシンプルな葬儀形式を希望する方が、最低限の費用だけ備えるのに最適です。
注意点:保障額の上限が50万円と低いため、一般的な葬儀(平均約100〜150万円)には不足する場合があります。他の保険や貯蓄と組み合わせることを推奨します。
こんな方におすすめ:家族葬・直葬を希望・保険料を最小限に抑えたい方。
4. ◇◇保険「終活サポートプラン」|葬儀社紹介サービス付き
保険金の受取だけでなく、葬儀社紹介・終活相談など充実したサポートが受けられる商品です。
「葬儀のことを何から始めればいいかわからない」という方にとって、保険金以外のサービスが充実している点が他商品との大きな差別化ポイントです。
- 保険料目安:月額約1,800円〜(70歳・保障額50万円の場合)
- 保障額:最大100万円
- 加入年齢:50〜80歳
- 健康告知:簡易(2〜3項目)
- 付帯サービス:葬儀社紹介・終活セミナー・遺言作成サポート
メリット:提携葬儀社を紹介してもらえるため、葬儀費用の節約や質の高いサービスの確保が期待できます。また終活全般のサポートがあるため、葬儀以外の準備もスムーズに進められます。
注意点:紹介される葬儀社が地域によって異なる場合があります。サービス内容の詳細は事前に確認しておきましょう。
こんな方におすすめ:葬儀の事前準備も含めてトータルサポートを受けたい方。
5. ●●生命「引受基準緩和型終身」|持病があっても入りやすい
通常の終身保険より加入基準を緩和した、持病持ちの方でも入りやすい終身保険です。
告知事項が「過去2年以内に入院・手術をしていないか」など3〜5項目程度に絞られており、軽度の持病があっても加入できるケースが多くあります。
- 保険料目安:月額約4,500円〜(60歳・保障額100万円の場合)
- 保障額:最大200万円
- 加入年齢:30〜70歳
- 健康告知:緩和告知(3〜5項目)
- 保険期間:終身(一生涯)
メリット:通常の終身保険では入れなかった方でも加入できる可能性があります。一生涯の保障と200万円までの保障額で、十分な葬儀費用をカバーできます。
注意点:引受基準緩和型は通常の終身保険より保険料が割高になる傾向があります。また加入後1〜2年以内に亡くなった場合は保険金が削減されるケースがあります(削減支払型)。
こんな方におすすめ:持病があるが終身保険で一生涯の保障を確保したい方。
6. ▲▲少額短期保険「家族想い」|85歳まで新規加入OK
業界でも珍しい85歳まで新規加入が可能な少額短期保険です。
「80歳を超えてしまっていて保険に入れないと思っていた」という高齢の方でも加入できる数少ない商品です。
- 保険料目安:月額約1,200円〜(80歳・保障額30万円の場合)
- 保障額:最大80万円
- 加入年齢:50〜85歳
- 健康告知:簡易(2項目)
- 保険期間:1年更新(最長90歳まで)
メリット:高齢で他の保険に断られた方でも加入できる可能性が高く、「最後の砦」として活用できます。告知項目が少なく、申し込みがシンプルです。
注意点:1年更新型のため、更新のたびに保険料が上がります。また保障額の上限が80万円と低めです。
こんな方におすすめ:80歳以上・他の保険に断られた経験がある方。
7. ■■保険「葬儀定期プラン」|保険料を抑えたい方向け
一定期間だけ割安な保険料で葬儀費用に備えられる定期保険タイプです。
定期保険は終身保険と違い、保険期間が決まっているため保険料を抑えやすいのが特徴です。
- 保険料目安:月額約800円〜(60歳・保障額100万円・10年定期の場合)
- 保障額:最大100万円
- 加入年齢:40〜75歳
- 健康告知:あり(標準型)
- 保険期間:5年・10年・15年から選択
メリット:同じ保障額でも終身保険と比べて保険料が割安です。「子育て中でお金がかかる時期だけ保障を確保したい」といった特定の期間だけ備えたい方に向いています。
注意点:期間満了後は保障がなくなります。解約返戻金がないか、あっても少額です。満了後も葬儀費用の備えを続けるには更新または別の保険への加入が必要です。
こんな方におすすめ:保険料を最小限に抑えたい・一定期間だけ集中して備えたい方。
葬儀費用保険の選び方|失敗しない5つのチェックポイント

葬儀費用保険を選ぶ際に見落としがちなポイントを5つにまとめました。
後悔しない保険選びのために、加入前に必ず確認してください。
①保障額は葬儀形式に合わせて設定する
まず自分が希望する葬儀形式を明確にしてから、必要な保障額を設定しましょう。
葬儀形式によって費用は大きく異なります。一般葬であれば平均150〜200万円、家族葬であれば50〜100万円、直葬・火葬式であれば20〜50万円程度が目安です。
- 一般葬(親族・知人多数):保障額150〜200万円が目安
- 家族葬(親族のみ):保障額50〜100万円が目安
- 直葬・火葬式:保障額20〜50万円が目安
保障額が不足すると葬儀当日に家族が費用を立て替える事態になりかねません。希望する葬儀形式に対して、保険金で賄える金額かどうかを事前に確認しましょう。
②月々の保険料が家計を圧迫しないか確認
高い保障額の保険に入っても、保険料が払えなくなって途中解約では意味がありません。
一般的に、生命保険料の合計額は月収の5〜10%以内に収めるのが目安とされています。
例えば月収20万円の方であれば、生命保険全体の保険料合計を月額1〜2万円以内に抑えるのが理想です。
葬儀費用保険単体では月額1,000〜5,000円程度が現実的な範囲です。既存の保険料と合算して無理のない額かどうかを必ず確認してください。
③加入可能年齢と健康告知の条件をチェック
年齢が高くなるほど加入できる保険の選択肢が狭まるため、早めの確認が重要です。
主な保険タイプ別の加入年齢上限の目安は以下の通りです。
- 通常の終身保険:最大70〜75歳まで
- 引受基準緩和型終身保険:最大70歳まで
- 少額短期保険(告知あり):最大80歳まで
- 少額短期保険(告知なし):最大85歳まで
また健康告知については、「過去2年以内の入院歴」「現在治療中の病気の有無」などを問われるのが一般的です。持病がある方は告知不要型か引受基準緩和型を優先して検討しましょう。
④保険金の支払いスピードを確認
葬儀は亡くなってから数日以内に行われるため、保険金の支払いスピードは非常に重要です。
一般的な保険金支払いまでの目安期間は以下の通りです。
- 少額短期保険:申請から3〜7営業日程度
- 終身保険(大手生命保険):申請から5〜10営業日程度
保険金が葬儀に間に合わない場合は、一時的に立て替えが必要になることがあります。そのため葬儀費用保険とは別に、数十万円の緊急資金を手元に確保しておくことを推奨します。
一部の少額短期保険では、提携葬儀社を利用した場合に保険金相当額を先払いで立て替えてもらえる「立替払いサービス」を提供している会社もあります。加入前に確認してみましょう。
⑤保険会社の信頼性とサポート体制
保険会社の財務健全性・顧客対応・サポート体制を事前に確認することが大切です。
信頼できる保険会社を見極めるチェック項目は以下の通りです。
- ソルベンシー・マージン比率:200%以上が健全性の目安(各社の決算資料で確認可能)
- 金融庁への登録・届出:金融庁公式サイトで登録状況を確認
- 24時間対応の相談窓口の有無
- 保険金支払い実績・支払い率(各社の開示情報を参照)
少額短期保険業者の場合は、金融庁の少額短期保険業者登録一覧で正規登録業者かどうかを必ず確認してください。
【状況別】あなたにおすすめの葬儀費用保険はこれ

年齢・健康状態・優先したいポイントによって最適な保険は異なります。
自分の状況に近いケースを参考に、最適な商品を選んでください。
70代以上・持病あり → 告知なし少額短期保険
70代以上で持病がある方は、告知不要型の少額短期保険が最有力候補です。
この年代では通常の終身保険や引受基準緩和型でも加入を断られるケースがあります。
告知不要型であれば健康状態に関わらず加入でき、申し込みから数日で保障が開始されます。
おすすめ商品:葬儀あんしんプラン・家族想い
ただし保障額が最大50〜100万円と限られるため、家族葬・直葬など費用を抑えた葬儀形式を検討している方に特に向いています。
50〜60代・健康 → 終身保険で一生涯の安心を
50〜60代で健康状態に問題がない方は、終身保険への加入が最もコストパフォーマンスが高いです。
この年代で加入すれば保険料が比較的低く、かつ一生涯の保障を確保できます。
70歳を過ぎてから加入しようとすると保険料が大幅に上がるため、健康なうちに早めに加入するのが得策です。
おすすめ商品:シンプル終身(解約返戻金あり・最大300万円の保障)
解約返戻金があるため、将来的に保険が不要になった場合でも資金を回収できる安心感があります。
保険料を抑えたい → 月額1,000円台の少額短期保険
保険料をとにかく安く抑えたい方には、月額1,000円台の少額短期保険がベストチョイスです。
月額980円〜という低価格で、家族葬や直葬に必要な最低限の費用(30〜50万円)をカバーできます。
おすすめ商品:お葬式費用保険(月額980円〜)・葬儀定期プラン(月額800円〜)
「葬儀費用の全額をカバーしなくてよい・不足分は貯蓄で補う」という考え方であれば、最低限の保障額で保険料を抑える戦略が賢明です。
貯蓄性も求める → 解約返戻金ありの終身保険
「保険料を払い続けても将来お金が戻ってくるようにしたい」という方は、解約返戻金ありの終身保険が最適です。
解約返戻金ありの終身保険は、払い込んだ保険料の一部が積み立てられ、解約時に返金されます。
通常の定期預金よりも利回りは低めですが、万一の際の保障と貯蓄を同時に確保できるのが最大の魅力です。
おすすめ商品:シンプル終身(解約返戻金あり・払込保険料の70〜90%程度が戻る設計)
葬儀費用はいくらかかる?保険で備えるべき理由

保険に加入する前に、葬儀費用の実態を正確に把握しておくことが重要です。
思っていた以上に費用がかかることを知ることで、保険の必要性を実感できます。
【形式別】葬儀費用の相場一覧
葬儀形式によって費用は大きく異なります。以下に主な葬儀形式と費用相場をまとめました。
| 葬儀形式 | 参列者数の目安 | 費用相場 | 内訳の主な内容 |
|---|---|---|---|
| 一般葬 | 50〜100名以上 | 150〜250万円 | 式場費・祭壇・料理・返礼品・火葬料など |
| 家族葬 | 10〜30名程度 | 50〜120万円 | 式場費・祭壇・料理・火葬料など |
| 一日葬 | 10〜30名程度 | 40〜80万円 | 告別式のみ・祭壇・火葬料など |
| 直葬・火葬式 | 家族のみ | 10〜40万円 | 火葬料・棺・搬送費など |
| 樹木葬・自然葬 | 家族のみ | 10〜50万円 | 埋葬費・管理費など |
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会の調査によると、葬儀費用の平均は約100〜150万円とされています。
さらに、葬儀費用のほかにお布施(平均20〜50万円)や飲食接待費(平均10〜30万円)なども必要になるため、実際には200万円を超えるケースも珍しくありません。
預金凍結で葬儀費用が払えない?保険が必要な3つの理由
葬儀費用保険が必要な理由は、葬儀費用が高額なことだけではありません。
特に以下の3つの理由から、保険による事前準備が強く推奨されています。
- 預金口座の凍結問題:銀行は口座名義人の死亡を把握した時点で口座を凍結します(民法に基づく相続手続きが完了するまで原則引き出し不可)。葬儀費用を故人の預金から出せない場合、家族が立て替えを迫られます。
- 突然の出費への備え:死亡は突然訪れるため、まとまった現金の準備ができていないケースが多くあります。保険があれば急な出費に対応できます。
- 家族への負担軽減:葬儀費用を用意するために、子どもや配偶者が多額のローンを組んだり貯蓄を取り崩したりするリスクを防げます。
なお、2019年の民法改正により、遺産分割前でも一定額(上限150万円)の預金を引き出せる「相続預金の仮払い制度」が設けられています(民法第909条の2)。ただし手続きに時間がかかるため、保険による即時対応が現実的です。
葬儀費用保険の種類と特徴|少額短期・終身・定期の違い

葬儀費用に備える保険には大きく3つのタイプがあります。
それぞれの特徴を正確に理解することが、失敗しない保険選びの第一歩です。
少額短期保険(葬儀保険特化型)の特徴
少額短期保険とは、比較的少額(最大1,000万円未満)の保障を短期間(生命保険・医療保険は最長1年、損害保険は最長2年)で提供する保険制度です。
金融庁の監督のもと、少額短期保険業者として登録された会社のみが販売できます。
- 保険料:月額980円〜2,000円程度と低価格
- 保障額:最大50〜100万円程度
- 保険期間:1〜2年の短期更新型(更新時に保険料が上がる)
- 加入条件:比較的緩やか(告知不要型あり)
- 貯蓄性:なし(掛け捨て型)
向いている人:高齢者・持病がある方・まず最低限の保障を安く確保したい方
終身保険(一生涯保障型)の特徴
終身保険は保険期間が一生涯続く保険で、いつ亡くなっても死亡保険金が支払われます。
- 保険料:月額3,000〜10,000円程度(年齢・保障額により変動)
- 保障額:最大100〜300万円以上
- 保険期間:一生涯(解約しない限り保障が続く)
- 加入条件:健康告知が必要(引受基準緩和型は条件緩め)
- 貯蓄性:あり(解約返戻金型は積立機能付き)
向いている人:50〜60代・健康状態良好・一生涯の保障と貯蓄性を求める方
定期保険(期間限定型)の特徴
定期保険は一定の期間(5年・10年・15年など)のみ保障が続く保険です。
- 保険料:月額800〜3,000円程度(終身保険より安い)
- 保障額:最大100〜500万円以上
- 保険期間:5〜30年の有期保障(期間満了後は保障なし)
- 加入条件:健康告知が必要(通常型)
- 貯蓄性:基本的になし(掛け捨て型)
向いている人:保険料を安く抑えたい・一定期間だけ集中して備えたい方
【比較表】3タイプの違いを一目で確認
| 項目 | 少額短期保険 | 終身保険 | 定期保険 |
|---|---|---|---|
| 保険期間 | 1〜2年更新 | 一生涯 | 5〜30年 |
| 保険料水準 | 低い(月額980円〜) | 中〜高(月額3,000円〜) | 低〜中(月額800円〜) |
| 保障額 | 最大100万円程度 | 最大300万円以上 | 最大500万円以上 |
| 貯蓄性 | なし | あり(商品による) | なし |
| 加入しやすさ | ◎(告知不要型あり) | △(健康告知必要) | ○(条件あり) |
| 加入年齢上限目安 | 80〜85歳 | 70〜75歳 | 70〜75歳 |
| おすすめの人 | 高齢・持病あり | 50〜60代・健康 | 保険料重視 |
葬儀費用保険のよくある質問(FAQ)

葬儀費用保険に関してよく寄せられる疑問にお答えします。
Q. 葬儀保険と生命保険の違いは?
A: 葬儀保険は葬儀費用に特化した少額保障の保険で、保険料が低く加入しやすいのが特徴です。一方、一般的な生命保険(終身・定期)は死亡時に幅広い用途で使える高額保障を提供します。葬儀費用だけを備えたいなら葬儀保険、残された家族の生活費まで含めて備えたいなら生命保険が向いています。
Q. 何歳から加入すべき?ベストなタイミングは?
A: 終身保険を検討するなら50〜60代が保険料・保障のバランスが最も良い時期です。少額短期保険は80〜85歳まで加入できるため、「60代でまだ早い」と感じる方も多いですが、早く加入するほど保険料総額を抑えられるメリットがあります。持病が悪化する前に加入しておくことが大切です。
Q. 保険金は誰が受け取る?受取人の指定方法
A: 保険金の受取人は加入時に指定します。配偶者・子ども・兄弟姉妹などの親族が一般的です。受取人を指定しておくことで、相続手続きを経ずにスムーズに保険金を受け取れます。受取人が未指定の場合は法定相続人が受取人になりますが、手続きが複雑になるため必ず事前に指定しておきましょう。
Q. 保険金に税金はかかる?相続税との関係
A: 死亡保険金には相続税が課税される場合がありますが、「500万円×法定相続人の数」までは非課税です(相続税法第12条)。葬儀費用保険の保障額は一般的に50〜200万円程度のため、この非課税枠を超えることはほとんどなく、多くのケースで税金の心配は不要です。詳細は税理士にご確認ください。
Q. 途中で解約したらどうなる?
A: 少額短期保険・定期保険(掛け捨て型)の場合、解約しても返戻金はほとんどありません。解約返戻金ありの終身保険であれば、払い込んだ保険料の一部が返金されますが、払込期間が短いほど返戻金は少なくなります。途中解約は基本的に損になるため、長期継続できる保険料の設定が重要です。
Q. すでに生命保険に入っていても葬儀保険は必要?
A: 既存の生命保険の死亡保険金が葬儀費用を十分カバーできる場合は、別途葬儀保険への加入は不要なケースもあります。ただし、既存の生命保険が受取人・保険金支払い手続き・保険金額の観点で葬儀費用に適しているか確認が必要です。保険金の支払いに時間がかかる場合や、保険金が他の用途(遺族の生活費など)に使われる予定の場合は、葬儀費用専用の保険を別途検討する価値があります。
まとめ|葬儀費用保険は早めの比較検討がカギ

葬儀費用保険を選ぶうえで重要なポイントを最終まとめとして整理します。
- 葬儀費用の相場は形式によって10〜250万円と幅が広く、希望する葬儀形式に合わせた保障額の設定が必要です。
- 保険タイプは3種類(少額短期保険・終身保険・定期保険)あり、年齢・健康状態・予算・貯蓄性の有無によって最適解が異なります。
- 70代以上・持病ありなら告知不要の少額短期保険、50〜60代・健康なら終身保険が基本方針です。
- 保険料は月収の5〜10%以内に収め、無理なく長期継続できる商品を選ぶことが最重要です。
- 早めの加入が保険料総額の節約につながります。「まだ早い」と思わず、健康なうちに比較検討を始めることをおすすめします。
葬儀費用の備えは、自分自身のためだけでなく、残された家族への最後の思いやりでもあります。
この記事を参考に、複数の商品を比較検討したうえで、自分と家族に最適な葬儀費用保険を選んでください。
なお、保険の加入前には各保険会社の公式資料や金融庁の情報を参照し、必要に応じてファイナンシャルプランナーや保険代理店に相談することをおすすめします。


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