「もしものとき、家族に何を伝えておけばいいのか分からない」「紙のエンディングノートは書くのが大変で続かない」そんな悩みを抱えていませんか?スマートフォンで手軽に始められる終活エンディングノートアプリなら、いつでもどこでも少しずつ記録を残せます。この記事では、2026年最新のおすすめアプリ7選を無料・有料で徹底比較し、あなたに合った選び方から具体的な始め方まで分かりやすく解説します。今日から気軽に終活を始めてみましょう。
終活エンディングノートアプリおすすめ7選を比較【2026年版】

2026年現在、終活エンディングノートアプリは多様化しており、それぞれ特徴や強みが異なります。
ここでは、実際に多くのユーザーから支持されている7つのアプリを厳選し、料金・機能・使いやすさの観点から徹底比較します。
初心者向けのシンプルなものから、セキュリティを重視した高機能なものまで幅広く紹介しますので、自分のライフスタイルや優先事項に合わせて選んでください。
おすすめアプリ比較一覧表【無料・有料】
まずは7つのアプリの基本情報を一覧表で比較してみましょう。
料金体系や主要機能、対応OSを一目で確認できるため、自分に合ったアプリを素早く絞り込むことができます。
| アプリ名 | 料金 | 主な機能 | 対応OS | 運営元 |
|---|---|---|---|---|
| 楽クラライフノート | 無料(一部有料) | NTT運営で高セキュリティ | iOS/Android | NTTファイナンス |
| エンディングノート | 無料 | デジタル遺品整理機能 | iOS/Android | 個人開発 |
| わが家ノート | 無料 | 家族共有・動画メッセージ | iOS/Android | 三菱UFJ信託銀行 |
| 100年ノート | 無料 | シニア向け大きな文字 | iOS/Android | 個人開発 |
| エターナルメッセージ | 有料(月額500円) | 動画メッセージ保存 | iOS/Android | 専門事業者 |
| Zaim終活 | 無料(有料版あり) | 資産管理アプリと連携 | iOS/Android | Zaim |
| Yahoo!エンディング | 無料 | Yahoo!IDで簡単ログイン | iOS/Android | Yahoo! JAPAN |
この表を見ると、無料で基本機能が充実しているアプリが多いことが分かります。
特に大手企業が運営するアプリは、セキュリティ面でも安心して利用できるため、初めての方にもおすすめです。
①楽クラライフノート|NTTファイナンス運営で安心
楽クラライフノートは、NTTファイナンスが運営する信頼性の高いエンディングノートアプリです。
大手通信事業者グループのセキュリティ基盤を活用しているため、個人情報や財産情報などの機密性の高いデータも安心して記録できます。
基本機能は無料で利用可能で、財産情報・医療介護の希望・葬儀の希望・家族へのメッセージなど、エンディングノートに必要な項目が網羅されています。
有料プラン(月額300円程度)では、データのバックアップ容量が増加し、より多くの写真や書類を保存できるようになります。
インターフェースはシンプルで分かりやすく、50代以上のユーザーからも「操作が簡単で迷わない」と高い評価を得ています。
さらに、家族への共有機能も充実しており、自分が設定した条件(例:3ヶ月ログインがない場合)で自動的に家族に通知される仕組みもあります。
②エンディングノート|デジタル遺品整理も可能
エンディングノートアプリは、デジタル遺品整理機能に特化した無料アプリです。
SNSアカウント(Facebook、Twitter、Instagramなど)、オンラインバンキング、サブスクリプションサービスなど、デジタル上の契約情報やアカウント情報を一元管理できます。
現代では、デジタル遺品が遺族の大きな負担になるケースが増えており、パスワードが分からずアカウント削除ができない、月額課金が止められないといった問題が起こりがちです。
このアプリでは、各サービスのID・パスワード・契約内容を暗号化して保存し、万が一のときに家族がスムーズに手続きできるよう準備できます。
また、写真や動画などのデジタルデータの保存場所も記録できるため、大切な思い出を家族に確実に引き継ぐことが可能です。
完全無料で利用でき、広告表示もないため、ストレスなく使い続けられる点も魅力です。
参考:終活エンディングノートのおすすめアプリ!基本知識からメリット
③わが家ノート|家族共有機能が充実
わが家ノートは、三菱UFJ信託銀行が提供する公式の終活アプリで、家族との共有機能が非常に充実しています。
エンディングノート機能だけでなく、日常的な健康管理や家族のスケジュール共有など、毎日使えるコンテンツも豊富に揃っています。

記録できる項目は16種類以上あり、預貯金・保険・不動産などの財産情報、介護や葬儀の希望、家族へのメッセージ(テキスト・音声・動画)など幅広く対応しています。
特に注目すべきは、動画や音声でメッセージを残せる機能です。
文字だけでは伝えきれない想いを、自分の声や表情で家族に届けることができます。
家族との共有設定も柔軟で、全ての情報を共有するのではなく、項目ごとに公開範囲を設定できます。
例えば、医療情報は配偶者にだけ共有し、財産情報は子どもたち全員に共有するといった使い分けが可能です。
完全無料で利用でき、信頼性の高い金融機関が運営しているため、セキュリティ面でも安心です。
参考:エンディングノート機能 | 終活アプリ | わが家ノート by MUFG
④100年ノート|シニア向けで操作が簡単
100年ノートは、60代以上のシニア層を主なターゲットに開発された、操作性に特化したエンディングノートアプリです。
画面の文字サイズが大きく、ボタン配置もシンプルで分かりやすいため、スマートフォン操作に不慣れな方でも迷わず使えます。
入力項目は必要最低限に絞られており、「何を書けばいいか分からない」という悩みを解消してくれます。
具体的には、基本情報・緊急連絡先・医療の希望・葬儀の希望・財産情報・家族へのメッセージの6つのカテゴリーに分かれており、各項目に例文やヒントが表示されるため、初めてでもスムーズに記入できます。
また、音声入力機能も充実しており、キーボード入力が苦手な方でも話すだけで文章を記録できます。
写真の添付も簡単で、思い出の写真や重要書類を撮影してそのまま保存できます。
完全無料で広告も表示されないため、集中して記入作業に取り組めます。
シニア向けに設計されているものの、若い世代が親御さんに勧めるアプリとしても最適です。
⑤エターナルメッセージ|動画メッセージを残せる
エターナルメッセージは、動画メッセージ機能に特化した有料のエンディングノートアプリです。
月額500円(年間プランでは月額400円相当)の料金がかかりますが、その分、動画の保存容量や機能が充実しています。
最大で1本あたり30分、合計5時間分の動画を保存でき、HD画質(1080p)での録画・保存が可能です。
家族それぞれに向けた個別メッセージを録画できるため、配偶者・子ども・孫など、相手に応じた内容を残せます。
また、指定した日時に自動配信する機能もあり、例えば「子どもの成人式の日に届くメッセージ」「孫の結婚式の日に届くメッセージ」といった未来への贈り物も設定できます。
動画は暗号化されてクラウド上に保存されるため、スマートフォンが故障しても安心です。
有料アプリではありますが、「言葉では伝えきれない想いを映像で残したい」という方には非常におすすめです。
30日間の無料トライアル期間もあるため、まずは試してから継続を検討できます。
⑥Zaim終活|資産管理と連携できる
Zaim終活は、人気家計簿アプリ「Zaim」の終活機能版で、資産管理とエンディングノートを一元化できる点が最大の特徴です。
既にZaimで家計管理をしている方なら、銀行口座・証券口座・クレジットカードなどの金融情報が自動的に連携されるため、財産情報の入力がほぼ不要になります。
基本機能は無料で利用でき、預貯金・保険・不動産・負債などの資産情報を自動集計してくれます。
有料プラン(月額480円)では、過去の資産推移をグラフで確認できたり、税理士や相続診断士への相談機能が利用できたりします。
また、定期的な資産状況のレポートが自動生成されるため、相続税の概算や財産分与の検討にも役立ちます。
エンディングノート機能としては、医療・介護の希望、葬儀の希望、家族へのメッセージなども記録できます。
「お金の管理も終活も一つのアプリで完結させたい」という効率重視の方に最適なアプリです。
⑦Yahoo!エンディング|無料で基本機能が充実
Yahoo!エンディングは、Yahoo! JAPANが提供する完全無料のエンディングノートアプリです。
Yahoo! IDがあればすぐに利用開始できるため、新たにアカウント登録する手間がありません。
無料ながら機能制限がほとんどない点が大きな魅力で、財産情報・医療介護の希望・葬儀の希望・デジタル遺品情報・家族へのメッセージなど、必要な項目が全て揃っています。
データは自動的にYahoo!のクラウドに保存されるため、スマートフォンを紛失してもデータが消える心配はありません。
また、Yahoo!の他のサービス(Yahoo!メール、Yahoo!カレンダーなど)とも連携しており、例えば定期的にエンディングノートの更新リマインダーをカレンダーに設定することもできます。
家族への共有機能も実装されており、指定したメールアドレスに自動的に情報を送信する設定が可能です。
「とりあえず無料で始めてみたい」「既にYahoo!のサービスを使っている」という方には最もハードルの低い選択肢です。
【タイプ別】あなたに合った終活エンディングノートアプリの選び方

エンディングノートアプリは種類が多く、それぞれ異なる強みを持っています。
ここでは、あなたの状況や優先事項に応じた選び方を4つのタイプ別に解説します。
自分がどのタイプに当てはまるかを確認しながら、最適なアプリを見つけてください。
初心者・スマホ操作が苦手な方向け
スマートフォン操作に不慣れな方や、エンディングノートを初めて作成する方には、操作がシンプルで分かりやすいアプリを選ぶことが重要です。
おすすめは「100年ノート」または「わが家ノート」です。
100年ノートは、画面の文字が大きく、ボタン配置も最小限に絞られているため、迷わず操作できます。
各項目に記入例やヒントが表示されるため、「何を書けばいいか分からない」という悩みも解消されます。
わが家ノートは、三菱UFJ信託銀行という大手金融機関が運営しており、インターフェースが丁寧に設計されています。
音声入力機能も充実しているため、キーボード入力が苦手でも話すだけで記録できます。
選び方のポイントは、実際にアプリをダウンロードして最初の画面を見てみることです。
直感的に「これなら使えそう」と感じるアプリが、あなたに最も合っているアプリです。
参考:エンディングノートアプリとは|利用の際の注意点とおすすめ
セキュリティ・安全性を重視したい方向け
財産情報やパスワードなどの機密情報を記録する以上、セキュリティ対策がしっかりしているアプリを選ぶことが不可欠です。
おすすめは「楽クラライフノート」または「わが家ノート」です。
楽クラライフノートは、NTTグループのセキュリティ基盤を利用しており、データは全て暗号化されて保存されます。
また、二段階認証やPINコードロック機能も標準装備されており、万が一スマートフォンを紛失しても第三者がデータにアクセスすることはできません。
わが家ノートも三菱UFJ信託銀行という金融機関の運営で、銀行レベルのセキュリティ対策が施されています。
データは国内のサーバーに保存され、金融庁の監督下にある企業が管理しているため、安全性は非常に高いと言えます。
避けるべきは個人開発の無名アプリです。
運営元が不明確なアプリは、サービス終了のリスクやセキュリティ上の脆弱性がある可能性があります。
必ず運営企業の実績や評判を確認してから利用を開始しましょう。
家族との共有・引き継ぎを重視したい方向け
エンディングノートの最大の目的は、家族への情報伝達です。
そのため、家族との共有機能が充実しているアプリを選ぶことが重要です。
おすすめは「わが家ノート」または「エターナルメッセージ」です。
わが家ノートは、項目ごとに公開範囲を細かく設定できるため、全ての情報を家族全員に公開する必要がありません。
例えば、医療情報は配偶者にだけ、財産情報は子どもたち全員に、といった柔軟な共有設定が可能です。
また、自分が一定期間ログインしなかった場合に自動的に家族に通知される機能もあり、万が一のときもスムーズに情報を引き継げます。
エターナルメッセージは、動画メッセージを家族それぞれに個別に残せる点が特徴です。
配信日時を指定できるため、将来のイベント(誕生日、結婚式など)に合わせてメッセージを届けることもできます。
共有機能の有無だけでなく、共有方法の柔軟性も確認しましょう。
一括共有しかできないアプリよりも、項目ごとに共有範囲を設定できるアプリの方が、プライバシーを守りながら必要な情報を伝えられます。
無料で十分に使いたい方向け
エンディングノートアプリには無料でも十分な機能を持つものが多数あります。
無料アプリを選ぶ際のポイントは、機能制限の内容を確認することです。
おすすめは「Yahoo!エンディング」または「わが家ノート」です。
Yahoo!エンディングは完全無料で、財産情報・医療介護の希望・葬儀の希望・デジタル遺品・家族へのメッセージなど、必要な項目が全て揃っています。
機能制限はほとんどなく、有料版への誘導広告も表示されないため、ストレスなく使い続けられます。
わが家ノートも完全無料で、16種類以上の項目を記録でき、動画・音声メッセージも残せます。
三菱UFJ信託銀行という大手金融機関が運営しているため、サービス終了のリスクも低く、長期的に安心して利用できます。
避けるべきは、無料版では重要な機能が使えないアプリです。
例えば、財産情報の記録は有料版のみ、家族への共有は有料版のみ、といった制限があるアプリは、結局有料版に移行せざるを得なくなります。
事前に無料版でできることとできないことを明確に確認しましょう。
エンディングノートアプリとは?紙のノートとの違い

エンディングノートアプリとは、スマートフォンやタブレットで利用できるデジタル版のエンディングノートです。
従来の紙のノートと同様に、自分の情報や希望を記録し、家族に伝えるための道具ですが、デジタルならではのメリットも多数あります。
ここでは、エンディングノートアプリの基本的な機能と、紙のノートとの違いを詳しく解説します。
エンディングノートアプリでできること・主な機能
エンディングノートアプリには、以下のような機能が搭載されています。
- 基本情報の記録:氏名・生年月日・住所・本籍地・マイナンバー・健康保険証番号などの個人情報
- 財産情報の管理:預貯金口座・証券口座・不動産・保険・年金・負債などの資産情報
- 医療・介護の希望:延命治療の希望・臓器提供の意思・介護施設の希望・かかりつけ医の情報
- 葬儀・お墓の希望:葬儀の形式・参列者の範囲・遺影写真・お墓の場所・宗派
- デジタル遺品の整理:SNSアカウント・オンラインバンキング・サブスクリプションサービスのID・パスワード
- 家族へのメッセージ:テキスト・音声・動画で感謝の気持ちや想いを伝える
- 重要書類の保管:保険証券・不動産権利書・遺言書などをスキャンして保存
- 家族への自動通知機能:一定期間ログインがない場合に家族に通知
これらの機能により、紙のノートよりも情報の更新が簡単で、検索性も高く、紛失のリスクも低いというメリットがあります。
参考:おすすめ終活アプリ10選!メリット&デメリットもわかり
紙のノートと比較したメリット・デメリット
エンディングノートアプリと紙のノートには、それぞれメリット・デメリットがあります。
【アプリのメリット】
- 修正・追記が簡単で、何度でも書き直せる
- 写真・動画・音声を保存できる
- 検索機能があり、必要な情報をすぐに見つけられる
- クラウド保存でスマホ紛失時もデータが残る
- 家族への共有が簡単で、リアルタイムで情報を伝えられる
- 自動バックアップ機能で紛失・破損のリスクがない
- 外出先でも気軽に追記できる
【アプリのデメリット】
- スマホ操作に不慣れな方には難しい場合がある
- サービス終了のリスクがある(特に個人開発アプリ)
- セキュリティ面での不安(運営企業の信頼性が重要)
- インターネット環境が必要(オフラインでは使えないアプリもある)
【紙のノートのメリット】
- 手書きの温もりが伝わる
- スマホがなくても利用できる
- サービス終了のリスクがない
- セキュリティ面での不安が少ない(物理的に保管)
【紙のノートのデメリット】
- 修正が面倒で、書き直しが大変
- 紛失・破損のリスクが高い
- 保管場所を家族に伝える必要がある
- 検索機能がなく、必要な情報を探すのに時間がかかる
- 動画や音声は残せない
どちらが優れているということではなく、自分のライフスタイルや優先事項に合わせて選ぶことが大切です。
両方を併用する方法もあり、日常的な更新はアプリで行い、重要な内容は紙にも書き残すという使い分けも有効です。
エンディングノートと遺言書の違い【法的効力について】
エンディングノートと遺言書は、どちらも自分の意思を家族に伝える手段ですが、法的効力の有無という決定的な違いがあります。
エンディングノートは、法的効力を持たない私的な記録です。
財産の分配方法や葬儀の希望を書いても、それに従う法的義務は家族にはありません。
あくまで「希望を伝えるメモ」であり、家族が参考にするかどうかは任意です。
ただし、法的効力がない分、形式に縛られず自由に書けるというメリットがあります。
一方、遺言書は法的効力を持つ正式な文書です。
民法に定められた形式(自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言)に従って作成すれば、記載内容は法的に強制力を持ちます。
特に財産の分配については、遺言書に書かれた内容が優先され、法定相続分よりも遺言の内容が優先されます。
具体的な使い分けとしては、以下のように考えると良いでしょう。
- エンディングノートに書く内容:医療・介護の希望、葬儀の希望、家族へのメッセージ、デジタル遺品情報、日常的な財産情報の記録
- 遺言書に書く内容:財産の分配方法(不動産・預貯金・株式など)、遺言執行者の指定、相続人以外への遺贈
理想的なのは、エンディングノートと遺言書の両方を作成することです。
遺言書で法的に必要な内容を記載し、エンディングノートで日常的な希望や感謝のメッセージを残すという組み合わせが、家族への最も丁寧な伝え方と言えるでしょう。
終活エンディングノートアプリの始め方【3ステップ】

エンディングノートアプリを始めるのは難しくありません。
ここでは、初めての方でも迷わず始められるよう、3つのステップに分けて具体的な手順を解説します。
まずは完璧を目指さず、できるところから気軽にスタートしましょう。
ステップ1:アプリをダウンロードして初期設定する
最初のステップは、自分に合ったアプリを選んでダウンロードすることです。
【ダウンロード手順】
- App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で「エンディングノート」「終活アプリ」などで検索
- 前述のおすすめアプリの中から自分に合ったものを選択
- 「インストール」または「入手」をタップしてダウンロード
- アプリを開いて初回起動
【初期設定の流れ】
ほとんどのアプリでは、以下のような初期設定が必要です。
- アカウント登録:メールアドレスまたはSNSアカウント(Google、Yahoo!など)で登録
- パスワード設定:第三者がアクセスできないよう、強固なパスワードを設定
- セキュリティ設定:二段階認証やPINコードロックを有効化(推奨)
- 基本情報入力:氏名・生年月日などの基本的なプロフィール
- バックアップ設定:クラウド自動バックアップを有効化
初期設定は10分程度で完了します。
特にセキュリティ設定は必ず行うようにしましょう。
エンディングノートには重要な個人情報が含まれるため、二段階認証やPINコードロックは必須です。
ステップ2:まず書くべき3項目から入力を始める
エンディングノートには多くの項目がありますが、全てを一度に書こうとすると挫折しがちです。
まずは優先度の高い3つの項目から始めることをおすすめします。
【優先項目1:緊急連絡先】
万が一のときに家族がすぐに連絡を取れるよう、以下の情報を記録します。
- 配偶者・子ども・兄弟姉妹の氏名と連絡先
- 親しい友人の連絡先
- かかりつけ医の病院名・電話番号
- 勤務先(現役の場合)の連絡先
この項目は10分程度で入力できるため、最初に取り組むのに最適です。
【優先項目2:医療・介護の希望】
自分が意思表示できなくなったときのために、医療や介護に関する希望を明確にしておきます。
- 延命治療を希望するか・しないか
- 臓器提供の意思(ドナーカード登録の有無)
- 介護が必要になった場合の希望(自宅介護・施設入所)
- アレルギーや持病の情報
この項目は家族が最も困る部分なので、早めに記録しておくことが重要です。
【優先項目3:財産情報の概要】
詳細な財産目録は後回しでも構いませんが、最低限の情報は早めに記録しましょう。
- メインで使っている銀行口座(銀行名・支店名・口座番号)
- クレジットカード会社名
- 加入している保険の種類と会社名
- 不動産の有無(詳細は後日でOK)
この3項目を記録するだけでも、家族にとって大きな助けになります。
完璧を目指さず、まずは書けることから始めることが継続のコツです。
ステップ3:家族への共有設定を行う
エンディングノートは、家族に情報が伝わらなければ意味がありません。
ある程度情報を入力したら、家族への共有設定を必ず行いましょう。
【共有方法の選択肢】
アプリによって共有方法は異なりますが、主に以下の3つの方法があります。
- リアルタイム共有:家族が常にアプリ内の情報を閲覧できる(わが家ノートなど)
- 条件付き自動送信:自分が一定期間ログインしなかった場合に自動的に家族に通知(楽クラライフノートなど)
- 手動共有:自分が指定したタイミングで情報を送信(Yahoo!エンディングなど)
【共有設定の手順】
- アプリの設定画面で「家族共有」または「緊急連絡先設定」を選択
- 共有したい家族のメールアドレスまたは電話番号を登録
- 共有範囲を設定(全ての情報を共有するか、特定項目のみ共有するか)
- 共有のタイミングを設定(リアルタイム・条件付き・手動)
- テスト送信で正しく届くか確認
【重要】家族にアプリの存在を伝える
アプリで共有設定をしても、家族がその存在を知らなければ意味がありません。
必ず家族に「エンディングノートアプリを始めたこと」「万が一のときはこのアプリを確認してほしいこと」を直接伝えましょう。
可能であれば、家族と一緒にアプリを開いて使い方を説明しておくと、より安心です。
エンディングノートアプリに書く内容・項目一覧

エンディングノートには何を書けばいいのか、具体的な項目を知りたい方も多いでしょう。
ここでは、エンディングノートアプリに記録すべき主要な項目を6つのカテゴリーに分けて詳しく解説します。
全ての項目を一度に書く必要はありませんが、将来的にはこれらの情報を網羅することを目指しましょう。
基本情報・緊急連絡先
最も基本的な項目で、家族がすぐに確認できるようにしておくべき情報です。
【記録すべき内容】
- 氏名(本名・旧姓)
- 生年月日・血液型
- 現住所・本籍地
- マイナンバー
- 健康保険証番号・年金番号
- 運転免許証番号・パスポート番号
- 緊急連絡先(配偶者・子ども・兄弟姉妹・親友)
- かかりつけ医の情報(病院名・診療科・電話番号)
- アレルギー情報・持病
これらの情報は、救急搬送や入院時に必要になることが多いため、最優先で記録しておきましょう。
医療・介護の希望
自分が意思表示できなくなったときのために、医療や介護に関する希望を明確にしておく項目です。
【記録すべき内容】
- 延命治療の希望(人工呼吸器・胃ろうなどの処置を希望するか)
- 終末期医療の希望(緩和ケア・ホスピスの希望)
- 臓器提供の意思(ドナーカード登録の有無)
- 献体の希望(医学教育への貢献)
- 介護が必要になった場合の希望(自宅介護・施設入所)
- 希望する介護施設のタイプ(特別養護老人ホーム・有料老人ホームなど)
- 認知症になった場合の対応(成年後見制度の利用希望)
この項目は家族が最も判断に迷う部分なので、自分の価値観や考え方を丁寧に説明しておくことが大切です。
「延命治療は希望しない」と書くだけでなく、「なぜそう考えるのか」という理由も添えると、家族が納得しやすくなります。
財産・資産・保険情報
相続手続きをスムーズに進めるために、財産情報を整理しておく項目です。
【記録すべき内容】
- 預貯金:銀行名・支店名・口座番号・口座種別(普通・定期)・おおよその残高
- 証券:証券会社名・口座番号・保有株式や投資信託の銘柄
- 不動産:所在地・種類(土地・建物)・登記簿の保管場所・住宅ローンの有無
- 保険:生命保険・医療保険・がん保険などの契約内容・保険会社名・証券番号・受取人
- 年金:厚生年金・国民年金・企業年金・個人年金の種類と年金番号
- 負債:住宅ローン・カードローン・借入金の残高と返済計画
- 貸金庫:銀行名・支店名・鍵の保管場所
- その他の資産:貴金属・美術品・骨董品・自動車などの高額資産
財産情報は定期的に更新することが重要です。
口座の開設・解約、保険の新規加入・解約などがあれば、その都度アプリに反映させましょう。
葬儀・お墓の希望
葬儀の形式やお墓について、自分の希望を伝える項目です。
【記録すべき内容】
- 葬儀の形式(一般葬・家族葬・直葬・自然葬など)
- 葬儀の規模(参列者の範囲)
- 葬儀社の希望(既に契約している場合は契約先情報)
- 宗派・宗教(仏教・神道・キリスト教・無宗教など)
- 戒名の希望
- 遺影写真(使ってほしい写真を保存)
- お墓の場所(既にある場合は場所と管理者情報)
- 納骨の希望(墓・納骨堂・散骨・樹木葬など)
- 葬儀に呼んでほしい人・呼ばなくていい人のリスト
- 葬儀で流してほしい音楽や映像
葬儀は家族にとって精神的・経済的負担が大きいため、事前に希望を伝えておくことで、家族が迷わずに済みます。
「シンプルでいい」「費用は抑えてほしい」といった具体的な希望を書いておくと、家族が判断しやすくなります。
デジタル遺品(SNS・パスワード)の整理
現代ならではの項目で、デジタル上のアカウントや契約情報を整理する項目です。
【記録すべき内容】
- SNSアカウント:Facebook・Twitter(X)・Instagram・LINEなどのアカウント情報と死後の対応希望(削除・追悼アカウント化)
- メールアカウント:Gmail・Yahoo!メールなどのアカウント情報
- オンラインバンキング:ネット銀行のログイン情報
- 証券口座:ネット証券のログイン情報
- サブスクリプションサービス:Netflix・Spotify・Amazon Primeなどの契約情報と解約希望
- クラウドストレージ:Google Drive・Dropbox・iCloudなどのアカウント情報と保存データの扱い
- ショッピングサイト:Amazon・楽天などのアカウント情報とポイント残高
- 暗号資産:仮想通貨取引所のアカウント情報とウォレットのパスワード
- スマートフォン・PC:ロック解除パスワードと保存データの扱い
デジタル遺品は見落とされやすく、放置すると月額料金が課金され続けたり、重要なデータが永久に失われたりします。
特にパスワード情報は暗号化して保存し、家族だけがアクセスできるようにしておきましょう。
参考:終活アプリ6選!デジタル遺品で困らないために準備すべきこと
大切な人へのメッセージ
エンディングノートの中で最も感情的な部分で、家族や友人への感謝の気持ちや想いを伝える項目です。
【記録すべき内容】
- 配偶者へのメッセージ
- 子どもたち一人ひとりへのメッセージ
- 孫へのメッセージ
- 親・兄弟姉妹へのメッセージ
- 親友へのメッセージ
- お世話になった人へのメッセージ
- 自分の人生を振り返った言葉
- 家族に伝えたい価値観や教訓
メッセージはテキストだけでなく、音声や動画で残すこともできます。
自分の声や表情で想いを伝えることで、家族にとってかけがえのない宝物になるでしょう。
「ありがとう」「愛している」「幸せだった」といったシンプルな言葉でも、家族にとっては大きな支えになります。
挫折しない!エンディングノートアプリを続けるコツ3つ

エンディングノートアプリを始めても、途中で挫折してしまう人は少なくありません。
ここでは、無理なく続けるための3つのコツを紹介します。
これらのコツを実践すれば、エンディングノートを完成させる確率が大幅に高まります。
完璧を目指さず書けるところから始める
エンディングノートで挫折する最大の理由は、「完璧に書かなければ」というプレッシャーです。
全ての項目を埋めようとすると、作業量の多さに圧倒されて続かなくなります。
まずは「書けるところから書く」「分かる範囲で書く」という姿勢が大切です。
例えば、銀行口座の詳細が分からなければ、「〇〇銀行に口座あり」とだけ書いておき、後で詳細を追記すればOKです。
おすすめの進め方は、以下の順番で優先度の高い項目から取り組むことです。
- 緊急連絡先(5分で完了)
- 医療・介護の希望(10分で完了)
- 主な財産情報(15分で完了)
- 葬儀の希望(10分で完了)
- 家族へのメッセージ(時間をかけてゆっくり)
- デジタル遺品情報(時間のあるときに)
1日10分ずつでも、1週間続ければ基本的な内容は記録できます。
「今日はこの項目だけ」と小さく区切ることで、達成感も得られやすくなります。
誕生日や記念日を更新日に設定する
エンディングノートは一度書いたら終わりではなく、定期的な更新が必要です。
しかし、「いつ更新すればいいか分からない」と放置してしまうケースがよくあります。
そこでおすすめなのが、誕生日や記念日を更新日に設定する方法です。
例えば、「毎年の誕生日にエンディングノートを見直す」「結婚記念日に夫婦で一緒に更新する」といったルールを決めておけば、自然に更新の習慣がつきます。
多くのエンディングノートアプリにはリマインダー機能があり、指定した日時に通知を送ってくれます。
この機能を活用して、年1回の更新日を設定しておきましょう。
また、以下のようなタイミングも更新のきっかけとして最適です。
- 転居したとき
- 銀行口座を新規開設・解約したとき
- 保険に加入・解約したとき
- 財産に大きな変動があったとき(不動産購入・売却など)
- 家族構成が変わったとき(結婚・出産・離婚など)
- 健康状態が変化したとき(病気の診断を受けたときなど)
これらのタイミングで少しずつ更新していけば、常に最新の情報を保てます。
家族と一緒に取り組む
エンディングノートを一人で作成するのは孤独な作業になりがちです。
そこで、家族と一緒に取り組むことで、継続しやすくなります。
例えば、夫婦でそれぞれエンディングノートアプリを始め、週末に「今週はここまで書いたよ」と進捗を報告し合うと、モチベーションが維持しやすくなります。
また、子どもと一緒に取り組むのも効果的です。
「お母さん、銀行口座ってどこにあるの?」「お父さん、保険ってどこの会社?」といった会話をしながら記録することで、家族も情報を把握でき、万が一のときにスムーズに対応できます。
さらに、家族が内容を確認できる状態にしておくことで、「家族のために書いている」という実感が得られ、継続の動機づけになります。
「一人で完璧に書かなければ」というプレッシャーから解放され、「家族と一緒に準備する」という前向きな気持ちで取り組めるようになります。
終活エンディングノートアプリに関するよくある質問

エンディングノートアプリについて、多くの方が抱く疑問や不安にお答えします。
これらの質問と回答を参考にして、安心してアプリを始めてください。
Q. エンディングノートアプリは何歳から始めるべき?
A: 年齢に関係なく、今日から始めることをおすすめします。
エンディングノートは高齢者だけのものではなく、20代・30代でも万が一のときに備えて作成する価値があります。
特に結婚・出産・住宅購入など、ライフイベントがあったタイミングは始めるのに最適です。
若いうちから少しずつ記録しておけば、将来的に情報を整理する手間が省けます。
一般的には、50代以降になると終活を意識する人が増えますが、「思い立ったときが始めどき」です。
Q. 無料アプリと有料アプリの違いは?
A: 無料アプリでも基本機能は十分に揃っており、多くの方にとっては無料版で問題ありません。
有料アプリの主なメリットは、以下の点です。
- 保存容量が大きい(写真・動画をたくさん保存できる)
- 専門家への相談機能がある(税理士・弁護士など)
- 高度なセキュリティ機能(より強固な暗号化など)
- 広告が表示されない
- 優先的なサポートが受けられる
まずは無料アプリから始めて、必要に応じて有料版にアップグレードするという方法がおすすめです。
Q. スマホを機種変更したらデータは消える?
A: ほとんどのエンディングノートアプリはクラウド保存に対応しているため、機種変更してもデータは消えません。
新しいスマートフォンで同じアカウントにログインすれば、以前のデータがそのまま引き継がれます。
ただし、アプリによっては手動バックアップが必要な場合もあるため、機種変更前に必ずバックアップを取っておきましょう。
また、アプリの設定で「自動バックアップ」を有効にしておけば、常に最新のデータがクラウドに保存されます。
Q. 家族にバレずに作成できる?
A: はい、作成段階では家族に知られることなく進められます。
エンディングノートアプリは基本的にプライベートな空間で、あなたが共有設定をしない限り、他人が内容を見ることはできません。
ただし、エンディングノートの本来の目的は家族に情報を伝えることですので、ある程度記録が進んだら家族に存在を知らせることをおすすめします。
「まだ途中だから見せたくない」という場合は、完成してから共有するという方法もあります。
Q. アプリのサービスが終了したらどうなる?
A: これは重要な懸念点です。
特に個人開発や小規模企業のアプリは、サービス終了のリスクがあります。
対策としては、以下の点を意識しましょう。
- 大手企業運営のアプリを選ぶ:NTT・三菱UFJ・Yahoo!など、経営基盤が安定している企業のアプリは終了リスクが低い
- 定期的にデータをエクスポートする:多くのアプリにはデータのエクスポート機能があり、PDF・CSV形式でダウンロードできる
- 紙にも重要事項を書き残す:デジタルだけに頼らず、重要な情報は紙にも記録しておく
- 複数のアプリを併用する:一つのアプリに依存せず、バックアップとして別のアプリも利用する
サービス終了の際は通常、事前に告知があり、データのエクスポート期間が設けられます。
Q. iPhoneとAndroidどちらでも使える?
A: 今回紹介したおすすめアプリは、全てiPhoneとAndroidの両方に対応しています。
App Store(iPhone)とGoogle Play(Android)のどちらでもダウンロード可能です。
また、多くのアプリはスマートフォンだけでなく、タブレットやパソコンのブラウザからもアクセスできます。
家ではパソコンの大画面で入力し、外出先ではスマートフォンで確認するといった使い分けも可能です。
機種変更でiPhoneからAndroid(またはその逆)に移行しても、クラウド保存されているデータは引き継がれます。
まとめ:今日から終活エンディングノートアプリを始めよう

終活エンディングノートアプリは、家族への最後の贈り物です。
この記事で紹介した内容をまとめます。
- おすすめアプリ7選:楽クラライフノート・エンディングノート・わが家ノート・100年ノート・エターナルメッセージ・Zaim終活・Yahoo!エンディングから自分に合ったものを選ぶ
- 選び方のポイント:初心者は操作性重視、セキュリティ重視なら大手企業運営、家族共有を重視するなら共有機能充実のアプリを選ぶ
- 始め方:アプリをダウンロードし、まず緊急連絡先・医療の希望・財産情報の3項目から記録を始める
- 継続のコツ:完璧を目指さず、誕生日などの定期的な更新日を設定し、家族と一緒に取り組む
- 記録すべき内容:基本情報・医療介護の希望・財産情報・葬儀の希望・デジタル遺品・家族へのメッセージの6項目を網羅する
エンディングノートは「死の準備」ではなく、「自分と家族のための人生の整理」です。
今日からアプリをダウンロードして、まずは5分間だけ、緊急連絡先を記録することから始めてみませんか?
その小さな一歩が、家族への大きな安心につながります。


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