「婚活に疲れた」「もう自分一人の人生をしっかり整えたい」——そんな気持ちを抱えている方が、今増えています。婚活より終活を選ぶという価値観は、決して後ろ向きではありません。自分の人生を自分でコントロールするための、前向きな選択です。この記事では、なぜ今「婚活より終活」という考え方が共感を集めているのか、その背景から具体的な行動ステップまでを徹底解説します。独身のまま豊かに生きるための準備を、今日から一緒に始めましょう。
「婚活より終活」とは?意味と注目される背景

近年、SNSや書籍を通じて「婚活より終活」というキーワードが注目を集めています。
これは単なる流行語ではなく、社会の変化や個人の価値観の多様化を反映した、新しいライフスタイルの表れです。
このセクションでは、言葉の意味から社会的背景、データまでを丁寧に解説します。
「婚活より終活」の意味を一言で解説
「婚活より終活」とは、結婚相手を探す努力よりも、自分一人の人生の終わりに向けた準備を優先しようという価値観・選択のことです。
婚活とは「婚姻活動」の略で、積極的に結婚相手を探す行動を指します。
一方、終活とは「人生の終わりのための活動」の略で、遺言書の作成・財産整理・葬儀の生前準備など、死後に残される人が困らないよう、また自分らしく人生を締めくくるために行う準備全般を指します。
重要なのは、終活は「死ぬための準備」ではなく、「残りの人生をどれだけ充実させ、楽しく過ごせるかを考える活動」だという点です。
参考:『婚活』か『終活』か~自分の事だけを考え残りの人生を楽しく生きるために

なぜ今この価値観が共感を集めているのか
「婚活より終活」という考え方が共感を集める背景には、いくつかの社会的・心理的な要因があります。
① 婚活疲れの蔓延:マッチングアプリや結婚相談所での婚活は、精神的・経済的コストが高く、長期間活動しても成果が出ないと感じる人が増えています。
② 「おひとりさま」の肯定的な受け止め:一人で生きることへの偏見が薄れ、独身ライフを積極的に楽しむ風潮が広がっています。
③ 終活への意識の若年化:かつては高齢者のものとされていた終活が、20〜40代にも広まりつつあります。若い世代ほど将来のリスクを早めに管理しようという意識が強まっています。
④ メディア・コンテンツの影響:漫画『ひとりでしにたい』など「婚活より終活」をテーマにした作品が人気を集め、共感の輪が広がっています。
参考:婚活より終活だ!令和アラフォー、最終王者への旅。ひとりでしにたい
データで見る「おひとりさま時代」の到来
「婚活より終活」という選択は、統計的にも裏付けられた現実的な選択です。
日本では生涯未婚率が男性で約28%、女性で約18%(国立社会保障・人口問題研究所の調査より)に達しており、4人に1人以上の男性が生涯独身という時代になっています。
また、未婚の20〜30代を対象とした調査によると、64%が老後に向けた何らかの準備をしていると回答しており(燦ホールディングス「若者の終活に対する意識調査」2025年)、終活は決して高齢者だけの話ではないことがわかります。
終活のイメージについても、若い世代では「将来のために必要な準備」「前向きに人生を整理するもの」という肯定的な捉え方が主流になっています。
一人暮らし世帯は2026年現在も増加を続けており、「おひとりさま」のための社会インフラや支援サービスも充実してきています。
自分が独身のまま生きていく可能性を客観的に認識し、早期から備えることは、極めて合理的な判断といえます。
婚活より終活を優先すべき?自分に合った選択の判断基準

「婚活を続けるべきか、終活に切り替えるべきか」——この問いに正解はありません。
しかし、自分の状況・気持ち・優先順位を整理することで、より納得のいく選択ができます。
以下の判断基準を参考に、自分に合った選択を考えてみてください。
婚活を続けた方がいい人の特徴
以下に当てはまる方は、引き続き婚活を続けることで人生の満足度が高まる可能性があります。
- 結婚・家族を持つことへの強い意志や夢がある
- 婚活疲れを感じつつも、諦めたくないという気持ちが強い
- 出会いの場に積極的に出られる精神的・経済的余裕がある
- パートナーとの共同生活や子育てに具体的なビジョンがある
- 婚活を通じて自分自身が成長していると感じられる
婚活は単に結婚相手を探すだけでなく、自己分析や対人スキルの向上にもつながる活動です。
「まだやれることがある」と感じるうちは、婚活を続ける価値があります。
終活を優先した方がいい人の特徴
一方、以下に当てはまる方は、終活を優先することで人生の安心感と充実感が大きく高まります。
- 婚活に疲れを感じており、精神的・経済的消耗が続いている
- 一人の生活に満足感を覚えており、無理に変える必要を感じない
- 老後の一人暮らしや医療・介護への不安が具体的にある
- 身内が少なく、もしもの時に頼れる人が限られている
- 自分の財産・持ち物・デジタルデータの管理が気になっている
- 40代以上で、老後まであまり時間がないと感じている
終活を優先することは「諦め」ではなく、自分の人生を主体的にデザインする前向きな行動です。
早めに終活を始めることで、将来への漠然とした不安が具体的な安心に変わります。
「婚活しながら終活」という両立の選択肢
婚活と終活は、必ずしも二者択一ではありません。
「婚活しながら終活」という両立の選択肢も、非常に現実的でおすすめです。
両立のポイントは以下の通りです。
- 終活で「自分軸」を明確にする:自分の価値観・財産・意思を整理することで、どんな相手と結婚したいかも明確になります。
- 婚活の費用を適正化する:終活で財産を把握することで、婚活にかけられる予算の上限が見え、無駄な出費を防げます。
- 万が一の備えを先に整える:エンディングノートや身元保証の準備をしておけば、独身のままでも既婚になっても困らない安心感が生まれます。
- 精神的な余裕が婚活の質を上げる:「結婚できなくてもOK」という土台があれば、焦りなく自然体で出会いに臨めます。
婚活と終活を並行して進めることで、どちらの結果になっても「自分らしい人生」を送れる基盤が整います。
婚活より終活を選んだ人がやるべき8つのこと

終活を優先すると決めたら、具体的に何をすればいいのでしょうか。
独身者が取り組むべき終活の内容は、既婚者と異なる部分も多くあります。
以下の8つを順番に確認し、自分の状況に合わせて取り組んでいきましょう。
①財産の棚卸しと資産管理
終活の最初のステップは、自分の財産を正確に把握することです。
財産の棚卸しとは、預貯金・不動産・株式・保険・ローン・年金など、プラスとマイナスの財産を全てリスト化する作業です。
- 預貯金:銀行名・口座番号・残高を記録
- 不動産:所有物件の所在地・評価額・ローン残高
- 有価証券:証券会社名・銘柄・保有数量
- 生命保険・医療保険:保険会社・証券番号・受取人
- 年金:公的年金・個人年金の加入状況
- 負債:住宅ローン・カードローン・奨学金など
独身者の場合、老後の生活費は全て自分の資産から賄う必要があります。
総務省の家計調査によると、65歳以上の単身無職世帯の月額消費支出は約13.2万円に対し、公的年金等の収入(可処分所得)は約12.3万円で、毎月約9,400円の不足が生じます。この不足分だけでなく、介護費用(目安600万円前後)・住宅修繕費・葬儀費用なども含めると、独身者の老後資金は最低でも1,000万円以上、余裕を持つなら2,000万円以上を目標とすることが一般的です(個人の年金額・生活水準により大きく異なります)。
iDeCoやNISAなど税制優遇のある制度を活用した資産形成も、早期から取り組むことが重要です。
②エンディングノートの作成
エンディングノートとは、自分の人生・価値観・希望を記録しておくためのノートです。
遺言書とは異なり法的効力はありませんが、もしもの時に周囲の人が適切に対応できるよう、大切な情報をまとめておくことができます。
記載すべき主な内容は以下の通りです。
- 自分のプロフィール・生い立ち・大切な思い出
- 家族・友人・知人の連絡先一覧
- 財産・負債の一覧(口座番号・証券番号など)
- 医療・介護に関する希望(延命治療の意思など)
- 葬儀・お墓に関する希望
- ペットの世話を頼みたい人
- デジタルアカウントの情報(SNS・サブスクなど)
エンディングノートは書き直しが自由にできるため、気軽に始められるのが特徴です。
終活を始めるうえで、最初に取り組みやすいアイテムとしてぜひ活用してください。
以下の動画では、エンディングノートの活用方法についてわかりやすく解説されています。
③遺言書の準備(独身者こそ必要な理由)
「遺言書は資産家や高齢者のもの」と思っている方も多いですが、独身者こそ遺言書が必要です。
なぜなら、独身で子どもがいない場合、法定相続人は親・兄弟姉妹・甥姪となりますが、遺言書がないと自分が望まない相手に財産が渡ることがあるからです。
また、パートナー(内縁・同性パートナーなど)や友人・お世話になった人に財産を残したい場合は、遺言書なしでは実現できません。
遺言書の主な種類は以下の2つです。
| 種類 | 特徴 | 費用 |
|---|---|---|
| 自筆証書遺言 | 自分で手書きして作成。費用はほぼゼロだが形式ミスに注意 | 無料〜数千円 |
| 公正証書遺言 | 公証役場で公証人が作成。法的信頼性が高く推奨 | 数万〜数十万円 |
法的な遺言書の形式については、民法(e-Gov法令検索)にて確認できます。
まず自筆証書遺言で「誰に何を残したいか」を整理し、内容が固まったら公正証書遺言に切り替えるという流れがおすすめです。
④身元保証人の確保と対策
独身者にとって大きな課題の一つが、入院・施設入居時に求められる「身元保証人」の確保です。
身元保証人とは、入院費の支払い保証・緊急連絡先・退院後の引き取り・亡くなった後の遺体・遺品の引き取りなどを担う人物です。
家族がいない・頼れる親族がいない場合の主な対策は以下の通りです。
- 身元保証サービスの利用:NPOや民間企業が提供する身元保証サービスを契約する(費用:入会金1万〜30万円程度、総額100〜150万円程度が一般的)
- 任意後見制度の活用:信頼できる人を後見人に指定し、判断能力が低下した際に財産管理・身上保護を任せる
- 死後事務委任契約:死後の手続き(葬儀・役所手続き・財産整理など)を特定の人や機関に委任しておく
任意後見制度については、法務省の任意後見制度の案内ページで詳しく確認できます。
身元保証の問題は高齢になってから慌てて対応しようとしても間に合わない場合があるため、早めに情報収集と準備を進めることが重要です。
⑤医療・介護の意思表示
一人でいるときに突然病気や事故が起きた場合、自分の意思を伝えられない状態になることがあります。
医療・介護に関する意思を事前に記録・共有しておくことは、独身者にとって特に重要な備えです。
準備しておきたい主な意思表示の内容は以下の通りです。
- 延命治療の希望・拒否:回復の見込みがない場合に人工呼吸器や胃ろうなどの延命処置を希望するかどうか
- 臓器提供・献体の意思:死後に臓器や遺体を医学のために提供するかどうか
- 介護の希望:自宅介護か施設介護か、どんなケアを望むか
- かかりつけ医・服薬情報:救急時に医療者が参照できるよう記録しておく
これらの意思はエンディングノートに記載するとともに、信頼できる人と共有しておくことが大切です。
また、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」と呼ばれる、医療・ケアチームと事前に話し合いを行う取り組みも、かかりつけ医や地域包括支援センターを通じて活用できます。
⑥葬儀・お墓の生前準備
独身者の場合、亡くなった後の葬儀やお墓の手配を家族に任せられないケースが多くあります。
生前に自分の葬儀・お墓の希望を決めておくことで、残された人の負担を大幅に減らせます。
葬儀の生前準備でやっておくべきことは以下の通りです。
- 葬儀の形式を決める:一般葬・家族葬・直葬(火葬のみ)・自然葬など
- 葬儀費用を準備する:直葬で約20〜50万円(2024年全国平均42.8万円)、家族葬で約60〜150万円(2024年全国平均105.7万円)が目安(鎌倉新書「第6回お葬式に関する全国調査」2024年より)
- 葬儀社と生前契約を結ぶ:希望の葬儀内容を事前に契約しておく
- お墓の種類を選ぶ:墓地・納骨堂・樹木葬・散骨など
- 永代供養を検討する:子孫がいなくても供養してもらえる永代供養墓が独身者に人気
特に近年は樹木葬や散骨など自然に還る埋葬方法が独身者を中心に人気を集めています。
葬儀やお墓については早めに複数の業者から見積もりを取り、自分の希望と予算に合った選択をすることをおすすめします。
⑦デジタル終活(SNS・サブスク・パスワード)
現代の終活において見落とされがちな重要課題が、デジタル遺品の整理です。
スマートフォンやパソコンの中には、SNSアカウント・サブスクリプション・オンラインバンキング・暗号資産など、多くのデジタル資産・デジタル遺品が蓄積されています。
デジタル終活でやるべきことは以下の通りです。
- SNSアカウントの整理:死後のアカウントを削除するか追悼アカウントにするか設定しておく(FacebookやInstagramには追悼設定機能あり)
- サブスクリプションのリスト化:Netflix・Amazon Prime・音楽サービスなど、継続課金サービスをすべてリスト化し、解約手続きができるよう情報を残す
- パスワード管理:各アカウントのIDとパスワードを安全な方法でエンディングノートや専用アプリに記録する
- クラウドデータの整理:写真・動画・文書など、残したいものと削除するものを整理する
- 暗号資産の記録:ビットコインなどの暗号資産は記録がないと相続人が存在を知る手段がないため、必ず残す
パスワードリストは紙に手書きして鍵のかかる場所に保管するか、信頼できる人にだけ知らせる場所を伝えておくのが安全です。
デジタル終活を怠ると、亡くなった後もサブスクの月額料金が引き落とされ続けたり、SNSアカウントが放置されたりと、様々なトラブルの原因になります。
⑧孤独死対策と見守り体制の構築
独身者の一人暮らしで特に気になるのが、孤独死のリスクです。
孤独死は特別なことではなく、2025年4月に政府が初めて発表した公式推計によると、2024年に自宅で亡くなった一人暮らしの方は全国で7万6,020人にのぼります。このうち、生前に社会的に孤立していたことが強く推認される「孤立死」(死後8日以上経過して発見)は2万1,856人(参考:死後4日以上では3万1,843人)とされています(内閣府ワーキンググループ「孤立死者数の推計方法等について」2025年4月)。
孤独死を防ぐための具体的な対策は以下の通りです。
- 定期的な連絡を習慣化する:家族・友人と週1回以上は連絡を取り合うルーティンを作る
- 見守りサービスの利用:自治体や民間企業が提供するIoT見守りセンサー・安否確認サービスを活用する(月額500〜3,000円程度)
- 地域のつながりを作る:町内会・ボランティア・趣味のコミュニティなど、定期的に顔を合わせる場所に参加する
- かかりつけ医を持つ:定期的に通院することで、異変を早期に察知してもらいやすくなる
- 緊急通報システムの導入:自治体が提供する緊急通報ボタンや、スマートウォッチの転倒検知機能を活用する
孤独死対策は「死後の問題」だけでなく、生きている間の孤立・孤独感を防ぐための取り組みでもあります。
社会とのつながりを意識的に維持することが、心身の健康と安心した老後につながります。
今日から始める終活の第一歩|30分でできる3ステップ

「終活は大変そう」「何から手をつければいいかわからない」という方も多いでしょう。
でも安心してください。終活は今日のたった30分から始められます。
以下の3ステップを順番に実行するだけで、終活の第一歩を踏み出せます。
ステップ1:財産リストを作成する
まず、手元にある紙とペン(またはスマートフォンのメモ帳)を用意して、今持っている財産をリストアップしましょう。
財産リストに記載すべき項目は以下の通りです。
- 利用している銀行名と口座の種類(普通・定期など)
- クレジットカードの種類と枚数
- 加入している保険(生命保険・医療保険・火災保険など)
- 証券口座や投資信託の有無
- 不動産の所有状況
- ローン・借金の有無
完璧に記入しようと思わず、「思い出せるものだけ書く」という気軽な姿勢で取り組むことが大切です。
通帳・保険証券・証券口座の書類を一箇所にまとめる「財産ボックス」を作ると、後で整理しやすくなります。
所要時間:約10〜15分。完璧でなくていいので、まず書き出すことを優先してください。
ステップ2:エンディングノートを手に入れる
エンディングノートは、書店・100円ショップ・文房具店・オンラインショップなど、様々な場所で手に入ります。
無料で入手できる方法もあります。
- 市区町村の窓口:多くの自治体がエンディングノートを無料配布しています。住んでいる市区町村の役所・地域包括支援センターに問い合わせてみましょう。
- 葬儀社・保険会社:資料請求や来店特典として無料提供していることがあります。
- インターネット:無料ダウンロードできるPDF形式のエンディングノートも多数公開されています。
市販のエンディングノートは500〜1,500円程度で購入でき、ガイドに従って記入するだけなので初心者でも取り組みやすいです。
まず手に入れること、そして名前だけでも書いてみることが最初の一歩です。
所要時間:入手するだけなら5分。最初のページを記入するなら10〜20分。
ステップ3:信頼できる人に「終活を始めた」と伝える
終活は一人で抱え込まず、信頼できる人に「始めた」と伝えることで、安心感と継続力が生まれます。
誰に伝えるべきかの目安は以下の通りです。
- 親や兄弟姉妹:法定相続人になる可能性がある人には、財産・葬儀の希望を共有しておくのが理想的
- 親友・信頼できる友人:緊急連絡先として登録をお願いするとともに、エンディングノートの保管場所を伝える
- かかりつけ医:医療・介護の希望を診察時に伝えておく
伝え方に悩む方は、「最近終活のことを考えるようになったんだけど」と軽く切り出すだけで大丈夫です。
重々しく話す必要はなく、「もしもの時に困らないよう整理し始めた」というポジティブなニュアンスで話すと、相手も受け入れやすくなります。
所要時間:5〜10分の会話または短いメッセージ一通。今日中に実行できます。
終活で困ったときの相談先一覧

終活を進めていく中で、「一人では判断が難しい」「専門家に相談したい」という場面が出てきます。
ここでは、無料で利用できる公的窓口と、専門家に依頼する場合の費用目安をまとめて紹介します。
無料で相談できる公的窓口
| 相談先 | 相談内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 地域包括支援センター | 介護・医療・見守り・身元保証全般 | 無料 |
| 市区町村の福祉課 | 終活支援・エンディングノート配布・生活困窮 | 無料 |
| 法テラス(日本司法支援センター) | 遺言書・相続・任意後見に関する法律相談 | 無料(要件あり) |
| 弁護士会・司法書士会の無料相談 | 遺言・相続・後見制度 | 無料(初回30分程度) |
| 税務署・税理士会の無料相談 | 相続税・財産管理 | 無料(相談会のみ) |
地域包括支援センターは全国の市区町村に設置されており、終活に関する総合的な相談窓口として機能しています。
まずはお住まいの地域の地域包括支援センターに電話してみることをおすすめします。
詳細は厚生労働省の地域包括ケアシステムのページで確認できます。
専門家に相談する場合の費用目安
より専門的なサポートが必要な場合は、以下の専門家に依頼することを検討してください。
| 専門家 | 対応内容 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 司法書士 | 遺言書の作成サポート・相続登記・任意後見 | 5万〜30万円 |
| 弁護士 | 遺言書作成・相続争いの予防・後見申立て | 10万〜50万円以上 |
| 行政書士 | 遺言書(自筆・公正証書)作成補助・死後事務委任 | 3万〜15万円 |
| 税理士 | 相続税の試算・節税対策・財産評価 | 5万〜30万円 |
| ファイナンシャルプランナー(FP) | 老後資金の試算・資産運用・保険見直し | 1万〜5万円(相談料) |
| 身元保証サービス | 入院・施設入居時の身元保証・死後事務 | 入会金1万〜30万円程度、総額100〜150万円程度が一般的 |
専門家に依頼する際は、複数の専門家から見積もりを取り、実績と信頼性を確認してから契約することが大切です。
また、NPOや終活関連の一般社団法人が提供するセミナーや個別相談会を活用するのも、費用を抑えながら専門的なアドバイスを得る有効な方法です。
まとめ|婚活より終活は自分の人生を自分で決める選択

「婚活より終活」という選択は、結婚を諦めることでも、人生を投げ出すことでもありません。
それは、自分の人生を自分でデザインするという、極めて主体的で前向きな選択です。
この記事のポイントを振り返りましょう。
- 「婚活より終活」とは、残りの人生を充実させるための準備を優先する価値観であり、おひとりさま時代の到来とともに多くの人に共感されている
- 婚活と終活は二者択一ではなく、両立することでどちらの結果になっても安心して生きられる基盤が整う
- 独身者が取り組むべき終活の8本柱は、財産管理・エンディングノート・遺言書・身元保証・医療意思表示・葬儀墓・デジタル終活・孤独死対策
- 今日から30分でできる3ステップ(財産リスト作成・エンディングノート入手・信頼できる人に伝える)でいつでも始められる
- 困ったときは地域包括支援センター・法テラス・各種専門家など多様な相談先がある
終活を始めることで、将来への漠然とした不安は「備えがある安心」に変わります。
今の自分にできることから、一つずつ着実に進めていきましょう。
終活は一度で完成させるものではありません。人生のステージが変わるたびに見直し、更新していくものです。
「婚活より終活」を選んだあなたの決断は、自分の人生を大切にするための、最も誠実な選択です。


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