「終活は高齢者がするもの」そんなイメージを持っていませんか?実は今、20代の若者の4人に1人が終活に関心を持ち、実際に行動を始めているという調査結果が出ています。終活は決して「死の準備」ではなく、自分の人生を見つめ直し、より豊かに生きるための「ライフデザイン」です。この記事では、20代から終活を始めるメリットや具体的なやり方、すぐに使えるチェックリストまで徹底解説します。
そもそも20代の終活とは?「死の準備」ではなく「人生を整える活動」

終活と聞くと「自分の葬儀を準備する」「遺言書を書く」といった高齢者向けのイメージが強いかもしれません。
しかし、20代の終活は全く異なります。
20代の終活とは、自分の人生を整理し、これからの生き方を明確にするための前向きな活動です。
具体的には、デジタル資産の整理、お金の流れの把握、人間関係の見直し、将来のキャリアプランの明確化などが含まれます。
日本の20代の死因第1位は自殺であり、不慮の事故も上位に入っています。
参考:日本の若者の死因統計
このような現実を踏まえ、若いうちから「もしもの備え」と「今をどう生きるか」を同時に考えることが、20代の終活の本質なのです。
20代の終活=ライフデザインという新しい考え方
20代の終活は、従来の「人生の終わりに備える活動」ではなく、「人生を設計する活動」として捉えるべきです。
ライフデザインとしての終活には、以下のような要素が含まれます。
- 価値観の明確化:自分が本当に大切にしたいものは何かを考える
- 優先順位の設定:キャリア、人間関係、お金、時間の使い方を整理する
- デジタルライフの整理:SNSアカウント、サブスク、クラウドデータの管理
- 資産形成の開始:銀行口座、保険、投資の見直しと計画
- 家族との対話:親や大切な人との関係を見つめ直す
このように、20代の終活は「死」ではなく「生」にフォーカスした活動です。
FIRE(経済的自立と早期リタイア)志向やミニマリストのライフスタイルとも親和性が高く、SNSやYouTubeで共感を呼んでいます。
20代で終活に関心を持つ人の割合【統計データ】
実際に、20代で終活に関心を持つ人はどれくらいいるのでしょうか。
葬儀会社が実施したアンケート調査によると、全体の24.6%が終活をしているという結果が出ており、約4人に1人が何らかの終活を行っています。
年代別では70代が最も多いものの、20代でも約25%が終活に関心を持ち、実際に行動を始めているというデータがあります。

特にデジタルネイティブ世代である20代は、SNSアカウントやデジタル資産の管理に対する意識が高く、「自分が突然亡くなった場合、SNSやクラウドのデータはどうなるのか」という疑問から終活に関心を持つケースが多いようです。
また、コロナ禍以降、若年層でも「死」が身近に感じられるようになったことも、終活への関心を高める要因となっています。
20代で終活を始める5つのメリット

20代で終活を始めることには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、若いうちから終活に取り組む5つの大きな利点を解説します。
人生の優先順位が明確になりキャリア・人間関係の判断軸ができる
終活を通じて自分の価値観を見つめ直すことで、人生の優先順位が明確になり、日々の意思決定がスムーズになります。
例えば、「自分にとって本当に大切な人は誰か」「どんな仕事にやりがいを感じるか」「どんな生活を送りたいか」といった問いに向き合うことで、以下のような判断軸が生まれます。
- キャリア選択:年収重視か、やりがい重視か、ワークライフバランス重視かを明確化
- 人間関係:時間を使うべき人、距離を置くべき人の見極め
- お金の使い方:浪費と投資の区別、本当に必要な支出の把握
- 時間の使い方:SNSに費やす時間、自己投資の時間配分
20代は転職やキャリアチェンジ、結婚、引越しなど人生の選択肢が多い時期です。
終活で得た判断軸があれば、迷ったときに自分の価値観に立ち返り、納得のいく選択ができるようになります。
デジタル資産を整理して「もしも」に備えられる
20代はデジタルネイティブ世代として、複数のSNSアカウント、クラウドストレージ、サブスクリプションサービスを利用しています。
しかし、これらのデジタル資産は突然の事故や病気で本人が管理できなくなった場合、家族が把握できず放置されるリスクがあります。
デジタル資産の整理には以下のようなメリットがあります。
- 無駄な支出の削減:使っていないサブスクを解約し、月額数千円の節約
- 情報漏洩の防止:使わないアカウントを削除してセキュリティリスクを低減
- 家族への配慮:万一の際に家族が困らないよう、アカウント情報を整理
- データの保全:大切な写真や動画をバックアップし、確実に保存
特に、SNSの追悼アカウント設定やクラウドストレージの共有設定を行うことで、家族が必要な情報にアクセスできるようになります。
お金の流れを把握して資産形成のきっかけになる
終活の一環として銀行口座や保険、サブスクの整理を行うことで、自分のお金の流れが可視化され、資産形成の第一歩となります。
多くの20代は、以下のような状態に陥っています。
- 複数の銀行口座を持っているが、残高を把握していない
- 給料日前にお金が足りなくなることが多い
- 何にいくら使っているか分からない
- 貯金したいが、なかなか貯まらない
終活で資産を整理すると、以下のような変化が起こります。
- 固定費の削減:不要なサブスクや保険を解約して月5,000円〜10,000円の節約
- 資産の一元管理:銀行口座を集約して管理コストを削減
- 投資の開始:余剰資金を把握して、つみたてNISAやiDeCoを始める
- 緊急時の備え:生活防衛資金(3〜6ヶ月分の生活費)の必要性を認識
20代から資産形成を始めると、複利効果で将来的に大きな差が生まれます。
終活をきっかけに、お金と真剣に向き合う習慣が身につきます。
家族への感謝や想いを形にできる
20代はまだ親や家族との関係が当たり前のように感じられる時期ですが、終活を通じて家族への感謝や想いを言葉や形にする機会が得られます。
エンディングノートには「家族へのメッセージ」欄があり、普段は照れくさくて言えない感謝の気持ちを書き残すことができます。
また、終活をきっかけに親と「もしもの話」をすることで、親の考えや希望を知ることもできます。
- 親の延命治療に対する考え
- 親の葬儀やお墓の希望
- 親の資産状況や相続の考え
- 親の介護に対する希望
こうした対話は、将来親の介護や相続に直面したときに、大きな助けとなります。
また、自分自身も「家族に伝えたいこと」を整理することで、日々の感謝の気持ちを忘れずに過ごせるようになります。
漠然とした将来への不安が軽減される
20代は「将来どうなるか分からない」という漠然とした不安を抱えやすい時期です。
終活を通じて、「もしも」のシナリオを具体的に考え、備えることで、不安が軽減されます。
終活で得られる心理的安心感には、以下のようなものがあります。
- コントロール感:人生を自分でコントロールしている実感が得られる
- 準備の安心感:「もしも」に備えているという安心感
- 優先順位の明確化:何を大切にすべきか分かり、迷いが減る
- 自己理解の深まり:自分の価値観や人生観が明確になる
特に、日本の20代の死因第1位が自殺であるという統計からも分かるように、若年層のメンタルヘルスは深刻な問題です。

終活は、自分の人生を見つめ直し、「今をどう生きるか」を考えるきっかけとなり、精神的な安定にもつながります。
20代の終活でやるべきこと7ステップ【実践編】

ここからは、20代が実際に終活を始めるための具体的なステップを解説します。
順番に進めることで、無理なく終活を完了できます。
ステップ1:デジタル資産の棚卸し(SNS・クラウド・サブスク)
まずは、自分がどれだけのデジタル資産を持っているかを把握しましょう。
以下のリストを参考に、全てのアカウントを洗い出してください。
【デジタル資産の棚卸しチェックリスト】
- SNSアカウント:Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTok、LinkedIn、note など
- メールアカウント:Gmail、Yahoo!メール、iCloud、Outlook など
- クラウドストレージ:Google Drive、iCloud、Dropbox、OneDrive など
- サブスクリプション:Netflix、Spotify、YouTube Premium、Amazon Prime、Adobe Creative Cloud など
- ショッピングサイト:Amazon、楽天、メルカリ、ヤフオク など
- 金融サービス:ネット銀行、証券会社、仮想通貨取引所、電子マネー など
- その他:ゲームアカウント、オンラインストレージ、ドメイン・サーバー など
全てのアカウントをExcelやスプレッドシートにリスト化し、以下の情報を記録します。
- サービス名
- 登録メールアドレス
- ユーザーID
- 最終ログイン日
- 月額料金(サブスクの場合)
- 重要度(高・中・低)
この作業をすることで、「使っていないアカウント」「無駄なサブスク」が一目で分かります。
ステップ2:サブスクリプションの整理と解約
デジタル資産の棚卸しが終わったら、次は不要なサブスクリプションを解約しましょう。
多くの人が、使っていないサブスクに月額数千円を支払い続けています。
【サブスク整理の手順】
- 全てのサブスクをリスト化:月額料金と年間コストを計算
- 使用頻度を確認:過去3ヶ月で何回使ったか振り返る
- 必要性を判断:本当に必要か、代替手段はないか検討
- 解約を実行:不要なものはすぐに解約手続き
- 定期的な見直し:3ヶ月ごとに見直す習慣をつける
【解約候補の例】
- 使っていない動画配信サービス(月額1,000円〜2,000円)
- 読んでいない電子書籍読み放題(月額980円)
- 利用していないジムやヨガの月額会員(月額5,000円〜10,000円)
- 使わないアプリの有料プラン(月額500円〜1,000円)
月5,000円のサブスクを解約すれば、年間6万円の節約になります。
この金額を投資に回せば、将来的に大きな資産形成につながります。
ステップ3:重要書類の保管場所を決めてリスト化する
20代でも、意外と多くの重要書類を持っています。
これらの書類を一箇所にまとめて保管し、リスト化しておくことで、万一の際に家族が困りません。
【重要書類の例】
- 身分証明書:マイナンバーカード、運転免許証、パスポート
- 金融関連:銀行通帳、キャッシュカード、クレジットカード、証券口座の書類
- 保険関連:健康保険証、生命保険証券、損害保険証券
- 契約書類:賃貸契約書、携帯電話契約書、ローン契約書
- 学歴・職歴:卒業証明書、資格証明書、雇用契約書
- その他:印鑑登録証明書、住民票、戸籍謄本
【保管方法】
- ファイルボックスを用意:A4サイズのファイルボックスを1つ用意
- カテゴリ別にクリアファイルで分類:「身分証」「金融」「保険」「契約」などラベルを貼る
- リストを作成:何がどこにあるか一覧表を作成
- 家族に保管場所を伝える:「万一の際はこのボックスを見て」と伝えておく
デジタル化も有効です。
重要書類をスキャンしてクラウドに保存しておけば、紛失のリスクを減らせます。
ただし、パスワードで保護し、家族がアクセスできるよう設定しておきましょう。
ステップ4:緊急連絡先リストを作成する
万一の事故や病気で意識を失った場合、誰に連絡すべきかを家族や周囲の人が把握できるようにしておくことが重要です。
【緊急連絡先リストに含める情報】
- 家族:両親、兄弟姉妹の名前、続柄、電話番号
- 親しい友人:信頼できる友人2〜3名の連絡先
- 職場:会社名、上司の名前、人事部の連絡先
- かかりつけ医:病院名、担当医、電話番号
- その他:弁護士、保険会社の担当者など
【リストの形式】
- 紙のリスト:財布やスマホケースに入れておく
- スマホの緊急連絡先:iPhoneの「メディカルID」、Androidの「緊急時情報」に登録
- エンディングノート:エンディングノートの「緊急連絡先」欄に記入
スマホのロック画面からアクセスできる緊急連絡先機能は、意外と知られていませんが非常に便利です。
設定しておけば、救急隊員や医療関係者がすぐに家族に連絡できます。
ステップ5:エンディングノートを書く【20代向けの書き方】
エンディングノートは、自分の価値観や希望、家族へのメッセージをまとめるツールです。
20代向けのエンディングノートは、高齢者向けとは内容が異なります。
【20代向けエンディングノートの項目】
- 自分のプロフィール:氏名、生年月日、血液型、アレルギー、持病
- 緊急連絡先:家族、友人、職場の連絡先
- デジタル資産:SNSアカウント、メールアドレス、サブスク一覧
- 金融資産:銀行口座、証券口座、クレジットカード、電子マネー
- 保険:生命保険、損害保険、健康保険の情報
- 医療・介護:延命治療の希望、臓器提供の意思
- 葬儀・お墓:葬儀の希望、お墓の希望(記入しなくてもOK)
- 家族へのメッセージ:感謝の気持ち、伝えたいこと
- やりたいことリスト:人生でやりたい100のこと
【書き方のポイント】
- 全ての項目を埋める必要はなし。分かる範囲で書く
- 葬儀やお墓は20代ではイメージしにくいので、空欄でもOK
- 「やりたいことリスト」を充実させ、人生の目標を明確にする
- 定期的に見直し、更新する(年1回程度)
エンディングノートは遺言書と違い、法的効力はありません。
しかし、自分の考えや希望を整理し、家族に伝えるための大切なツールです。
ステップ6:保険・銀行口座・資産を確認する
20代でも、複数の銀行口座を持っていたり、親が掛けてくれた保険に加入していたりすることがあります。
これらを全て洗い出し、整理することで、無駄なコストを削減し、資産形成の基盤を作ります。
【確認すべき項目】
- 銀行口座:何口座持っているか、残高はいくらか、口座維持手数料はかかるか
- 証券口座:株式、投資信託、iDeCo、NISAの有無と残高
- 生命保険:契約内容、保険金額、受取人、保険料
- 損害保険:自動車保険、火災保険、個人賠償責任保険
- クレジットカード:何枚持っているか、年会費はかかるか、リボ払いの残高
- 電子マネー:Suica、PayPay、楽天Edyなどの残高
- 仮想通貨:取引所の口座、保有銘柄と数量
【整理の手順】
- 全ての金融資産をリスト化:Excelやスプレッドシートにまとめる
- 使っていない口座を解約:休眠口座は将来的に手数料が発生する可能性
- 保険の見直し:不要な保険は解約、必要な保険は継続
- クレジットカードの整理:使っていないカードは解約、年会費のかかるカードは見直し
- 資産形成の計画:つみたてNISAやiDeCoを始める
特に、親が掛けてくれた生命保険は、内容を理解せずに払い続けているケースが多いです。
保険証券を確認し、保障内容、保険金額、保険料、受取人を把握しましょう。
必要に応じて、保険の見直しや受取人の変更を検討してください。
ステップ7:家族と「もしもの話」を共有する
終活の最後のステップは、家族と「もしも」の話を共有することです。
これは最も勇気がいるステップですが、非常に重要です。
【話す内容】
- 終活を始めたこと:「最近終活に興味を持って、少しずつ整理してるんだ」
- 重要書類の保管場所:「万一のときは、この引き出しを見てほしい」
- デジタル資産の情報:「SNSやクラウドのアカウントをまとめたリストがあるよ」
- 延命治療の希望:「もし意識不明になったら、延命治療はこうしてほしい」
- 親の希望を聞く:「お父さん、お母さんは、もしものときどうしてほしい?」
【話すタイミング】
- 帰省したとき:実家に帰ったタイミングで、リラックスした雰囲気で
- 誕生日や記念日:「今年はこんなことを考えてるんだ」と自然に切り出す
- ニュースをきっかけに:「最近、若い人も終活してるらしいよ」とニュースを話題にする
【親に心配されないための伝え方】
- 「死ぬ準備」ではなく「人生を整理するため」と説明
- 「最近流行ってる」「友達もやってる」と社会的な背景を伝える
- 「お金の管理がしっかりできるようになった」とポジティブな面を強調
- 「親にも聞きたいことがある」と相互的な対話にする
親世代は「終活=死ぬ準備」と捉えがちなので、「ライフデザイン」「人生設計」という言葉を使うと理解されやすいです。
また、親自身の終活について話すきっかけにもなります。
20代の終活に役立つツール・アプリ・チェックリスト

終活を効率的に進めるために、便利なツールやアプリを活用しましょう。
ここでは、20代におすすめのツールを紹介します。
無料で使えるエンディングノートアプリ3選
紙のエンディングノートも良いですが、スマホで気軽に記録できるアプリも便利です。
【おすすめアプリ1:楽クラライフノート】
- 特徴:NTTドコモが提供する無料のエンディングノートアプリ
- 機能:家族への共有機能、写真やメモの保存、緊急連絡先の登録
- 向いている人:シンプルで使いやすいアプリを探している人
【おすすめアプリ2:わが家ノート】
- 特徴:家族全員で情報を共有できるファミリー向けアプリ
- 機能:家族の予定管理、緊急連絡先、医療情報、資産情報の記録
- 向いている人:家族との情報共有を重視する人
【おすすめアプリ3:エターナルメッセージ】
- 特徴:万一の際に自動でメッセージを送信する機能
- 機能:定期的な生存確認、家族へのメッセージ送信、デジタル遺産の管理
- 向いている人:一人暮らしで家族に確実に情報を伝えたい人
【紙 vs アプリの選び方】
- 紙のメリット:パソコンやスマホが苦手な家族でも見られる、デジタル機器の故障リスクがない
- アプリのメリット:いつでもどこでも更新できる、写真や動画も保存できる、家族と簡単に共有できる
- おすすめ:両方使う。アプリで記録し、重要な部分は紙に印刷して保管
デジタル資産管理に便利なツール
デジタル資産の管理には、専用のツールを使うと効率的です。
【パスワード管理ツール】
- 1Password:家族プランで共有可能、セキュリティが高い
- Bitwarden:無料プランでも十分な機能、オープンソースで信頼性が高い
- LastPass:緊急アクセス機能で、万一の際に家族がアクセス可能
パスワード管理ツールの「緊急アクセス」機能を設定しておけば、万一の際に信頼できる人がアカウントにアクセスできます。
【サブスク管理アプリ】
- Truebill:全てのサブスクを自動で検出、解約も簡単
- Bobby:サブスクの更新日を通知、年間コストを可視化
- Subly:日本語対応、シンプルなインターフェース
【クラウドストレージの整理】
- Google フォト:写真を自動バックアップ、家族と共有アルバム作成
- iCloud:Appleデバイス間で自動同期、「デジタル遺産プログラム」で相続人を指定
- Dropbox:重要ファイルの共有、バージョン履歴で誤削除に対応
特にAppleの「デジタル遺産プログラム」は、万一の際に指定した相続人がiCloudアカウントにアクセスできる仕組みです。
iPhoneユーザーは必ず設定しておきましょう。
【ダウンロード可】20代向け終活チェックリスト
終活を進めるために、以下のチェックリストを活用してください。
【20代の終活チェックリスト】
□ デジタル資産の棚卸し
- □ SNSアカウントをリスト化
- □ メールアカウントをリスト化
- □ クラウドストレージをリスト化
- □ サブスクリプションをリスト化
- □ ショッピングサイトのアカウントをリスト化
- □ 金融サービスのアカウントをリスト化
□ サブスクの整理
- □ 使っていないサブスクを解約
- □ 月額コストを計算
- □ 3ヶ月ごとに見直す習慣をつける
□ 重要書類の整理
- □ 身分証明書をファイリング
- □ 金融関連書類をファイリング
- □ 保険関連書類をファイリング
- □ 契約書類をファイリング
- □ 保管場所を家族に伝える
□ 緊急連絡先リスト
- □ 家族の連絡先をリスト化
- □ 友人の連絡先をリスト化
- □ 職場の連絡先をリスト化
- □ かかりつけ医の連絡先をリスト化
- □ スマホの緊急連絡先に登録
□ エンディングノート
- □ プロフィール欄を記入
- □ デジタル資産欄を記入
- □ 金融資産欄を記入
- □ 保険欄を記入
- □ 医療・介護の希望を記入
- □ 家族へのメッセージを記入
- □ やりたいことリストを記入
□ 金融資産の整理
- □ 銀行口座をリスト化
- □ 証券口座をリスト化
- □ 保険をリスト化
- □ クレジットカードをリスト化
- □ 電子マネーの残高を確認
- □ 使っていない口座を解約
- □ つみたてNISAやiDeCoを検討
□ 家族との対話
- □ 終活を始めたことを伝える
- □ 重要書類の保管場所を伝える
- □ デジタル資産の情報を共有
- □ 延命治療の希望を伝える
- □ 親の希望を聞く
このチェックリストを印刷して、1つずつチェックしながら進めてください。
全てを一度にやる必要はありません。
週末に1つずつ取り組むなど、自分のペースで進めましょう。
20代の終活でよくある疑問Q&A

20代の終活に関して、よく寄せられる疑問に答えます。
Q. 20代で終活を始めるのは早すぎませんか?
A: いいえ、早すぎることはありません。日本の20代の死因第1位は自殺であり、不慮の事故も上位に入っています。また、終活は「死の準備」ではなく「人生を整える活動」です。デジタル資産の整理やお金の管理は、年齢に関係なく誰にとっても必要なことです。20代から始めることで、人生の優先順位が明確になり、より充実した人生を送ることができます。
Q. 親に終活の話をしたら心配されませんか?
A: 「終活」という言葉を使わず、「人生設計」や「ライフデザイン」という言葉で説明すると理解されやすいです。「最近、お金の管理をしっかりしようと思って整理してるんだ」「万一のときに困らないように準備してる」とポジティブに伝えましょう。また、「友達もやってる」「最近流行ってる」と社会的な背景を説明するのも効果的です。逆に、親自身の終活について話すきっかけにもなります。
Q. 何から始めればいいかわかりません
A: まずはデジタル資産の棚卸しから始めましょう。自分が持っているSNSアカウント、メールアドレス、サブスクをリスト化するだけでOKです。これだけで、使っていないサービスや無駄な支出が見えてきます。次に、サブスクの解約、重要書類の整理と進めていけば、自然と終活が進みます。一度に全てをやる必要はありません。週末に1つずつ取り組むペースで十分です。
Q. エンディングノートは紙とアプリどちらがいい?
A: 両方使うのがおすすめです。アプリは、いつでもどこでも更新できて便利ですが、デジタル機器の故障リスクがあります。紙は、パソコンやスマホが苦手な家族でも見られるという利点があります。理想は、アプリで日常的に記録し、重要な部分は紙に印刷して保管することです。特に、緊急連絡先や重要書類の場所は、紙でも残しておくと安心です。
Q. 一人暮らしの20代でも終活は必要?
A: むしろ一人暮らしの人ほど終活が重要です。一人暮らしの場合、突然の事故や病気で倒れても、すぐに気づいてもらえない可能性があります。スマホの緊急連絡先設定、定期的な家族への連絡、重要書類の保管場所の共有は必須です。また、デジタル資産の整理や、万一の際に家族が困らないような準備をしておくことで、自分自身も安心して生活できます。
まとめ|20代の終活は「未来の自分へのギフト」になる

20代の終活は、「死の準備」ではなく「人生を豊かにする活動」です。
この記事で紹介した内容をまとめます。
- 20代の終活はライフデザイン:人生の優先順位を明確にし、より充実した人生を送るための活動
- 20代の4人に1人が実践:終活は特別なことではなく、多くの若者が取り組んでいる
- 5つのメリット:人生の判断軸、デジタル資産管理、資産形成、家族との対話、不安の軽減
- 7つのステップ:デジタル資産の棚卸し、サブスク整理、重要書類の管理、緊急連絡先リスト、エンディングノート、金融資産の確認、家族との対話
- 便利なツール:エンディングノートアプリ、パスワード管理ツール、サブスク管理アプリを活用
終活を通じて、自分の人生を見つめ直し、本当に大切なものに気づくことができます。
それは、未来の自分への最高のギフトになるはずです。
今日から、できることを1つずつ始めてみませんか?


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